昨年8月以来50回以上にわたり延々ダラダラと連載を続けて参りました第5回目のジャカルタ撮り鉄記録も、ついについに最終回! そのネタはあくまでインドネシア・オリジナルにしようと思いまして、長年ジャカルタの機関車シーンの主役であり続けたCC201と下町風情との組み合わせをアップします。
電気式アメ罐CC201は、余りにも性能面で安定した超定番罐として、主に鈍行・オール3等急行や貨物列車の先頭に立ってきましたが、最近の塗装変更も束の間、さらにスカート部がここ数ヶ月来急速に赤く塗り替えられつつあり (やはり視認性がダントツで違います)、新塗装&グレースカートの並びという「新たなスタンダード」と思われた光景すら、急激に過去帳入りしつつあります (滝汗)。
いやそもそも、CC201の存在感自体、一昨年から昨年のあいだに猛スピードで進んだ最新罐CC206の大増殖の結果、ジャカルタ界隈ではだいぶ薄くなったような気がします。それでも、鈍行客レが多数運転されるスルポン~バンテン線や、単機回送がそれなりに頻繁に走る環状線は、まぁ一応引き続きCC201の牙城の一つであり続けるのかも知れません。もっとも、グレースカート罐どうしが並ぶ可能性はもう限りなく低いでしょうし、昨年頃から再使用が開始されたタンジュンプリオク線の上り本線 (2枚目) でグレースカート罐を見かけるのも、ただでさえ運行頻度がメチャクチャ少ないだけに非常に貴重なシーンだったと言えましょう。しかも行く行くはこの区間も、道路大渋滞緩和策の一環として高架化されるとのことですし……。
というわけで、ジャカルタを鉄ヲタ目的で訪れてみますと、電車シーンの余りの百花繚乱ぶりと千変万化ぶりに思わず頭がクラクラし、とにかく目の前を走る列車の全ては後に貴重な記録となるので撮っておかねば!という気にさせられるのですが、それは電車以外の全ての鉄道車両についても言えることでしょう。インドネシア国産車両が醸し出す余りにも何気ないシーンも、KAI、そしてインドネシアを取りまく凄まじい変化の中では、あっという間に懐かしの昔話となってしまうのです。そんな、一刹那がすべて歴史的一瞬であるということを肝に銘じつつ、来る第6回の遠征も撮って乗ってハマりまくるものにしたいと思っております。
というわけで、約1年にわたって連載して参りました昨年8月のジャカルタ撮影記録、再度の遠征を目前にして無事終了しました (滝汗)。長らくお付き合い頂き誠にありがとうございました。
おはようございます、コメントどうもありがとうございます~。
レスが大幅に遅れてしまい誠に申し訳ございません m(_ _)m
さて、このランプですが、2枚目のようにオレンジ色のランプが点灯されている光景は割と目にします。しかしそれ以外の緑と赤のランプはどういう基準でどうやって点灯するのか (キラキラ電飾状態?単独点灯可?)、全くシロートには分かりませんし、個人的には目撃したこともありません……(笑)。