地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

台北蒸し焼き鉄 (3) 釣掛2形式奇跡の並び!

2013-06-11 00:00:00 | 台湾の鉄道


 釣掛自強EMU300の麗姿を激しく連写して脳内が激しく興奮しつつも、とにかくすぐにEMU300に乗らなければ……と思い、すぐに後ろを振り向いた瞬間、ななな何と!さらなる衝撃的感動の極致な光景が……♪♪ 同時到着の基隆行き区間車 (各駅停車) は南アフリカ製の釣掛EMU400ではありませんか!! \(*^O^*)/ しかも台北近郊の区間車はスネ夫 (EMU700) の天下になっている中、釣掛EMU400が来るのはまたとない幸運……。そこで、とにかくEMU300に向かって走らなければと思うものの、この光景を撮らなければ死ぬまで後悔すると思いまして (大袈裟かも知れませんがマジで)、ええいままよ!と引き続き激写を重ねたのでした♪♪



 まぁそれもそもそも、腕時計を睨みながら「斗南行きEMU300の発車時間まで僅かながら余裕がある」と踏んだからでもありまして (汗)、激写の後は首尾良く乗車! 台北に到着するまで車内はスカスカですので、発車の都度デッキに立ち (台湾の釣掛自強は客室内の遮音効果が非常に高いです)、神々しさに満ちあふれた釣掛の轟音に心酔し、蛇行に入ってからはシートピッチが広く優雅な椅子にもたれかけて日式緑茶を口に含み、激闘の心地よい疲れを癒やしたのでした……!
 残念ながら台北からは大量に乗客が乗り込み (だからこその土日運転列車なのですが……)、デッキも通路も人で埋まったため、おいそれと発車時のみデッキに釣掛サウンドを聴きに行くというわけには行かなくなりましたが、板橋の先でトンネルから出るまではトンネル内に反響する釣掛音を車内で楽しみ、トンネルを出てからは緑濃き山々に囲まれた台北近郊の風景をゆったりと鑑賞したのでした……♪ 

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2 コメント

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Unknown (そこまで言って委員会)
2013-06-12 23:35:31
おっとっと様

こんばんわ。久しぶりの台湾鉄ネタを読ませていただきました。
台北から近いこの駅で私も撮影したことがあります。
台北滞在ですと台北車站の前後約10kmが地下区間のため、台鐵の存在が目立たず撮影に行こうと気が失せてしまい残念なところです。
この釣掛車通しの顔合わせは、正にラッキーの一言に尽きますね!
私もここで同じようなカットを収めたことがあります。プユマの姿もまだ収めていませんのでそろそろ訪台をしたいです。
これからも記事を楽しみのしています!
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Unknown (おっとっと)
2013-06-14 17:04:57
>そこまで言って委員会さま
 こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
 台北前後の地下区間は結構長いため、現地での滞在時間が限られている場合には汐科以東・浮州以西に往復するのが結構面倒臭く、しかも地下化以前の写真では非常に感動的な「都市と客レ」の組み合わせが展開されているだけに、どうしても「長すぎる地下線」への恨み言を言ってしまいたくもなりますね……(^^;)。しかし、偶然釣掛に巡り合わせれば、トンネルをひたすら走る間は釣掛サウンドが派手に壁面に反響しまくって感動できますし、トンネルを出たあとは結構撮り鉄向きの駅もありますので (この駅などは特に♪)、まぁそんな現実に適応して台鉄三昧を楽しむのがベストだと思います~。
 そして無欲にして淡々と台鉄を撮る喜びに浸ればこそ、ダブル釣掛並びが突如展開したときの喜びは計り知れないほどのものがあるわけでして……(^O^)。この基隆行区間車がEMU400の固定運用なのかどうかも分からず、この駅でのこの並びはまさに一期一会で終わってしまいそうですが、今後は例えばプユマとEMU800の並びが見られたかと思えば、E200とDC自強の並びも見られるという、時間が行ったり来たりするような間隔も引き続き味わえることでしょう……。
 個人的には久しぶりに、中南部のナローとか、電化直前の花東線をゆっくりと訪ねてみたいものです。
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