昨日は関鉄竜ヶ崎線の開業110周年イベントとして、キハ532とキハ2000の混結編成が走ったほか、キハ532が竜ヶ崎の車庫構内で展示され、出来れば訪問してみたかったのですが……天気が思わしくないことからパス (汗)。激しくたまった仕事疲れを多少でも和らげるべく自宅にこもっておりました (^^;)。まぁキハ532の記念HMつき姿そのものは、まだまだ猛烈に暑かった9月の初旬、週末の定例運転日に合わせて撮っておりまして、稲刈りを目前に控えた初秋の青空の下を快走するシブく美しい車体を完璧に記録しておりますので、まいっか……ということで。いやはや、余りにも忙し過ぎて長らくロクに撮り鉄できないうちにすっかり出不精になってしまいました (鬱)。
それはさておきキハ532、普段ほとんどスポットライトが当たることはない最高に地味な車両ですが、国鉄キハ20の下回りに片開き扉&二段窓&グロベンの車体を載せ、正面も「正調関鉄スタイル 」(?) を保っているという点で、実にローカル私鉄趣味的視点からみて魅力的です (*^^*)。それに、運転台が南西方向に寄っているという超独自の竜ヶ崎線スペックや、丸ノ内線から去って久しい薄ピンク系の壁面など、車内も濃いぃ要素がてんこ盛り……! 通常は新鋭 (?) の主力車であるキハ2000・2両の陰で予備車的存在に甘んじていますが、機能維持とファンサービスを兼ねて週末の土日いずれかにに定例運転が設定されているのは最高に嬉しいことです (運転日は公式HPをご参照下さい)。唯一惜しむべきは、運転区間が余りにも短いことでしょうか。佐貫を発車して「良いねぇ~」と堪能し始めるや否や、あっという間に入地を過ぎて竜ヶ崎に着いてしまいますので……(汗)。
まぁ、そんなお気楽さこそが竜ヶ崎線の真髄なのかも知れません。竜ヶ崎駅周辺はご多分に漏れずシャッター通り化が進み些か寂しい雰囲気も漂いますが、佐貫駅は全面改装され、しかもパスモが入地駅でも使えるようになっている等 (いや~これはびっくらたまげました ^^;)、堅実に路線を維持して行こうという関鉄の意気込みが感じられます。というわけで、これからもキハ532にはそんな小さな鉄道のマスコット (?) としての地味~な活躍を期待したいものです。
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