北陸新幹線が開業して間もなく2ヶ月。直通需要の多くは「かがやき」に集中し、時間帯によって「はくたか」は結構空いているとも言われますが(嗚呼……時間的余裕さえあれば、空いている「はくたか」グランクラスに是非乗りたいのですが)、まずは繁盛しているようで何よりです。そんな北陸新幹線、開業7日後に京都出張した際、わざわざ迂回して初乗りを楽しんだ次第ですが(^^;)、最近京都出張ついで北陸鉄といえば福井と富山ばかりで、金沢は御無沙汰であったことから、今回は新幹線の終点たる金沢を選び、開業フィーバーに沸く金沢の街を垣間見つつ、北陸鉄道を駆け足で見てみることにしました。とりわけ……「お前本当にローカル私鉄ヲタなの?」と問い詰められれば返す言葉もございませんが、浅野川線初乗車を果たそうと思いまして……(超滝汗)。いやその……80年代の中高坊だったときに訪れた際は、石川線の名鉄半鋼製中古にぞっこんでして、一方の小型車天国であったはずの浅野川線は後回しに……(廃止間際の小松線には乗ったくせに ^^;)。そして90年代、非鉄だった頃に小型車は一掃され、代わりに入った井の頭3000系も「当分無くならないだろうし、いつでも乗れそうだから、まいっか」と放置していたのでした。しかしながらこのたび、北陸新幹線開業に加え、京王3000系が鉄コレ第21弾となり、井の頭線時代に異彩を放っていた片開き扉の初期車も浅野川線仕様でリリースされることから、これはついに浅野川線初乗車を果たすべきときが来た!と判断した次第です。
とまぁこんな感じで、平日だというのにお祭り騒ぎ中という金沢駅前広場を横目に、地下の浅野川線乗り場に行きますと、到着した電車から60人以上の客がゾロゾロと下車して来ました。午前10時台でもこの賑わいは何より……ということで、取りあえずはこの8901Fに乗った次第ですが、本音を言えば片開き扉の8800に当たりたかった……。何と言っても両開き扉車は井の頭時代ありふれた存在でしたからなぁ~! それよりはやはり、朝ラッシュ時しか動かない片開き扉車の方が超!重要というものです (^^;)。浅野川線の5編成のうち、片開き8800は2本、両開き8900は3本、そして1運用は8900……。2運用中残りの一本が8800で来る確率は、8802Fが金沢駅のもう1本の線路で寝ていましたので、3分の1というキビシイ確率……。
それでもまぁ、三ツ屋にて無事8801Fと交換しましたので (^O^)、俄然8900も楽しむ余裕が生まれました。とゆーか、どちらも井の頭3000であり、浅野川線でも基本的にどちらも8000系というグループであるというのに、何という好みの差! (^^;;) でもまぁとにかく、両方来れば全てはOKなのです。ワンマン関連を除けば井の頭時代と変わらない車内を楽しんだ後は、浅野川線のハイライトたる鉄橋で激写してすっかり満悦♪ かつて朝方の激ラッシュをこなし続けた車両が、こんなヘロヘロ鉄橋を渡るという妙味にすっかり感動しましたし、内灘駅界隈をたった2連で走る姿も、これはこれで実に動態保存っぽくて宜しい☆と思ったのでした。
なお、今回の21弾には、浅野川線8900は含まれていませんが、所詮は他の私鉄に譲渡された車両のカラバリということになるでしょうから(え?もっと厳密な差違があるって……? それは失礼しました ^_^;)、近い将来にオープンパッケージされるに決まっていると言えましょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます