そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

すでに臨戦態勢にある”専守防衛”の自衛隊

2019-01-28 | 戦争

昨夜深夜放送のNNNドキュメント「変貌する自衛隊」を見た。自衛隊の西南諸島での艦船の現状であるが、これはもうすっかり軍隊である。専守防衛どころか、”自衛”のための”隊”などではない。いずもはすっかり空母となって、145億円の戦闘機F35Bを受け入れる空母としての活躍ができるようになっている。金をジャブジャブ軍事費に投入できる中国を刺激監視行動を相互に行っている。
良いだけ煽った北朝鮮の危機が薄らいだことで、安倍晋三は何らかの危機がなければ軍事増強ができない。そこで些末なレーザー照射などをあえて問題化した。事務方の裏交渉で済む問題を、あえて安倍圓蔵は首相命令で画像の公開をさせた。韓国も自らの瑕疵を巨大化され、戻る場をなくした。安倍晋三には周辺機器が必要なのである。
安倍晋三はすっかりこの国を巨大な軍事国家に変貌させている。最新兵器を自衛官に持たせ、アメリカの軍事産業の言いなりの価格で言いなりの兵器を購入している。それは集団的自衛権行使容認に始まる、一連の軍事増強は留まるところを知らない。

上の図は、元自衛官の小西誠氏の製作によるものである。九州鹿児島などに始まる西表島までのこのところの、異様ともいえる自衛隊の増強である。自衛隊員の増強だけではなく、ミサイル基地の建設など軍事インフラがくまなく進行していることが解る。
これでは、日本には自治権があるとは思えないと言ったプーチンが、北方領土を寸分も譲らないのは当然である。
すでに臨戦態勢にある専守防衛の自衛隊である。「いつでもかかってこい」と言った感じである。これこそが安倍晋三の狙いである。もはや改憲など必要ないというものである。

コメント (1)
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