そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ワクチン接種計画はボロボロで、コロナ感染者はうなぎ上りで増える

2021-07-26 | 石破茂
ワクチンが行き届けば、コロナなんてイチコロだ。オリンピックが始まれば、国民の目はそっちに行って、秋の総選挙は圧勝する、と目論んでいた菅義偉である。
ところが時が経つにつれて、ワクチンについて説明していたことが、悉く場当たり的な嘘であったことがバレてきている。
そもそも菅義偉がアメリカまで言ってお願いしても、ファイザー社CEOは面会もくれないが、電話で口約束だけはしてもらった。らしい。9月には全国民にワクチン供給できると公言していた。嘘である。
オリンピック始まるころには、国民の60%が二度のワクチン接種を終えていると、菅は言っていたではないか。
そして、6月末までにモデルナは4000万回分確保したと国政補欠選挙を前に豪語していたが、実際には1370万回分しかなく、ゴールでウィーク頃には知り得たことではあるがやっと都議会選挙後にそれを発表するなんという政治的所業か。
菅が約束した、ファイザー社の今年度中に9700万人分確保が崩れ、8月末にやっと2340万人分に接種できるというものである。
河野はまだ接種していない在庫が自治体には山ほど残っていると、今月上旬に発言していたが、殆どは2度目の接種分だから在庫勘定されては困ると苦情がい継いでいる。
ワクチン投与報告システムの不具合も改善されない。毎日100万人以上投与もままならず、40万人程度に落ち込んでいる。
菅義偉と河野太郎は、約束を守らなかったファーザー社ブーラCEOを迎賓館に「お・も・て・な・し」している。政府は実際に供給される数字を公表していない。
これは私の推察であるが、国際共同知見にすら参加していない日本に対し、ファイザー社もモデルナ者も価格交渉を裏で行っていたのではないかと思われる。

そんな中開催都市の東京では、コロナ新規感染者が1400名を超えた。火曜日としては過去最大人数である。PCR検査が一月前の3分の1に抑えられてのこの数字である。ワクチンがロクに打てない中、デルタ株が増え20代若者の感染者が異常な状況で増えている。
何処が安全・安心は五輪だ!
感染者の増加は、医療のひっ迫を招いている。
どの面下げて、国民の命を守るなどという言葉が出てくるのだ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港