携帯電話を購入した頃、当地ではauが電波エリアは広いので迷わず選んだ。以後、機能がいっぱいになったり不具合が生じたりと、機種の変更をした。それで もこの10年で3台目だから頻繁ではないと言える。ほぼ3年使っていた携帯電話の更新をするべく、新発売のスマートフォンにしてみた。旧番号を全て使えるという話だったので、安易に飛びついた。申し込んでから一月かかってきた。
購入しては見たものの、これは携帯電話ではないことが解った。通信機能が携帯電話に比べて、極めて扱いにくい。これは携帯電話と呼ぶに相応しくない。旧携帯の住所録の分類機能が3通りあったが、フリガナしか分類だけといえる。電話のかけ方も受け取り方も、手順が増えて一呼吸必要になった。仕事に支障が生じるほど、不便になった。もう少し慣れればこの辺りはかなり克服できるかもしれないが、電話機能はかなりダウンしたと見るべきである。
スマートフォン最大の特徴であるタッチパネルであるが、高齢者あるいは北国には向いていない。ある程度の温度が指先になくてはならないからである。極寒の時などは、指先が氷のようになっていてパネルが感知しない。それと若者ほど指先が潤んでいないこともあるらしく、一旦指先を口に含むと感知してくれる。
写真のように幅が広いので、旧携帯電話のように片手で操作が出来ない。ましてやタッチパネルの表示が細かく、親指はもちろん小指の先などで、しかも持っていない方の手の指を使わなければならない。両手が必要になる。何かのはずみでちょっとでも触れると、反応してくれる。不用意に触れた時には、タッチしたところが解らないことが多いので厄介である。
本体の価格などが良く解らない。7万円ほどの正価を示されたが、なんだかいろんな特典を紹介されて、面倒だからすべて受け入れたら、半額以下になった。何よりも、店員教育がなっていなくて、機能については全く理解していないようであった。購入して3週間ほど過ぎたが、現在では店員の何倍も私の方が詳しくなったと思われる。
それでも、全体の機能については解らないことが多すぎる。コンピューターの通信機能や、新しいソフトやシステムを理解していないと、説明書が理解できない。プレインストールのソフトや通信機能が多くて、類似の機能の区別が良く解らない。説明書にはもちろんない。wi-fi機能など自動設定になっているものが多く、自動でできない場合などは手動にする術がない。
電池機能が不十分のようである。一日一回は充電が必要になる。それでも暫しの我慢と持ち歩くことにしている。更にもう一つ。携帯電話と異なり盗難にあうことが多いそうである。保管方法など要注意事項である。通話料が一体いくらになるのか、恐くもあり請求書が見ものである。
こちらは自治会の新年会でした。普段着で参加したところ、役員の皆さんは背広姿で会場準備をしていました。私は気が弱いので会場設営を放棄し着替えに戻りました。
そんな会場で夫婦の一方が携帯電話を家に置き忘れデート場所で会えなく、家で再会し非難しあったという話を聞いて笑いました。夫婦で携帯電話を持つことが大切ではなく家庭での会話が大切だろうと優しく伝えました。