大統領候補者討論で圧倒したハリスであるが、これから何が起きるか分からない。トランプは相変わらず、討論会は3対1であったと述べたり、越境者は猫を食べて居るという虚言を司会者に止められたにもかかわらず、事実という主張をそれ以降も下げない。
アメリカ人は、不都合な事実より自らな明らかに有利な虚言を信じる。ほとんどの調査で、ハリスが僅かながら有利な大統領選の現状である。あと一月に迫った大統領選が佳境に入っている。
8年前には、ヒラリー・クリントンの方が得票数で上回りながら、トランプが激戦州を制して勝利した。トランプにはそのイメージが残っているのである。
トランプは大統領になった次の日に、ウクライナ戦争を終わらすと豪語していたが、どうやら選挙用のパフォーマンスであったようである。
次回の討論会に前向きのハリスに対し、時間がないと断っているようである。
元検察官のハリスは、コロナウイルスへの対応から中絶、関税、移民、中国、国家安全保障などで、トランプを守勢に立たせている。
一見有利に見え安全圏いると思われた、ヒラリーが落選したがハリスもその当落線上にいるように思えてならない。
民主党はノーベル平和賞受賞のオバマに見られるように、世界各地で戦闘を繰り返してきた。トランプは言動は粗野で強引であるが、殆ど在任期間中に戦闘行動をとっていない。戦争は経済的に合わないと思っているようである。