そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

敵基地攻撃能力を持つという先制攻撃論を打ち砕くプーチンである

2024-11-25 | 安倍晋三


敵基地攻撃論は威勢がいいが日中戦争で、そして太平洋戦争で勝ったか?盧溝橋で南京陥落で、そして真珠湾攻撃で敵基地攻撃は大成功した。日本国内では提灯行列をしてまで勝利を祝ったが、たった三年余りで日本全土は焦土と化した。
80年前の戦争でも、敵基地を徹底的に破壊しても、勝てるわけではない。ましてや現代は敵基地の位置すら分からない。
アメリカがATACMUSをウクライナに供与したが使用を禁止していた。それを任期残り2月を切る時点で、バイデンは北朝鮮兵士が1万人以上来たと、クルクスになら使って良いとゴーサインを出した。ゼレンスキーは平然と中央部に打ち込んだ。これは迎撃されたが、イギリスはストームシャドウ、フランスはスカルプの使用に許可を出した。
これを受けて、プーチンはロシアにはマッハ11(時速1342キロ)のオショニックをわざわざ黒海の向こうからウクライナにぶち込んだ。迎撃などできる速度ではない。プーチンはこれに核を乗せたミサイルを大量に作ると言ったのである。
核のレベルを一段と下げ、EU諸国は恐れをなすだろう。ウクライナ供与のミサイル仕様へのプーチンの警告であるが、核仕様のレベルをことあるごとに下げる。
人気を僅か2カ月前にして、バイデンは大きな決断をした。24時間で停戦を豪語していたトランプへの置き土産にしては大きすぎる。
現代の戦争に先制攻撃は意味がない。反撃の口実を与えるだけである。それは拙いと、敵位置食檄と言い替えても、敵位置は何処か分からないし、迎撃も絵空事である。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アニマルウエルフェアを採卵... | トップ | 二期目のトランプは就任初日... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

安倍晋三」カテゴリの最新記事