福田淳一事務次官のセクハラ疑惑の調査で、麻生太郎が音大解決どころか傷口をさかんに広げる役割を担っている。良く解っていないからであるが、調査は財務省の意思疎通の弁護士にやってもらう、これを第三者機関というつもりだろうが、記者に突っ込まれて、「無関係なところでやらせるのか?常識的な話しをしようや」と切り返した。「女性が俺の前にやって来て「私が被害者です」と名乗り出ないとセクハラ認定できねぇだろ?」とも言ったが、居直りと強権をチラつかせる発言は相も変わらずである。
セクハラら問題も無責任と無作法な発言の繰り返しであるが、当該女性が朝日新聞の記者であると判明して、朝日新聞は第三者に取材内容を渡したことを反省した上で、数回に及ぶセクハラを明らかにし財務省に抗議文を提出した。ここでも麻生は、名乗り出ない女性について注文を付けている。
そもそも、森友学園の国有地売却問題は全く解明されていない。証人喚問された佐川宣寿は「立件の恐れがあるので発言を控える」を繰り返し、国会を馬鹿にした姿勢を見せたに過ぎない。疑惑は解明されるどころか、深まる一方である。ところが大阪検察庁は証拠不十分のまま立件もしない方針である。佐川は立件の恐れがないので、存分に喋ってもらうのが筋である。
麻生太郎は、佐川をかばい続けてみたものの辞任した。福田もかばい続けているが、どこまでかばうことができるのであるか。野党は一丸となって、麻生太郎の任命責任などで自認をせまっている。
麻生は六本木のクラブに通い詰めている姿をスクープされている。3年で2360万円もつぎ込んでいるというのである。政治資金として昨年は798万円支払われているというのである。
麻生太郎よ、あんた常識的な話しができるのかい。