ベストセラー「21世紀の資本」の著者トマ・ピケティ氏は自著で、最近の数十年で世界の経済格差が一層深刻化していることを主張した。彼は11月にフランスのル・モンド紙で「テロリズムが、中東の経済的不平等によって増幅されているのは明らかだ。私たち西洋諸国がテロの発生に深く関わっている」と述べた。(THE HUFFINGTON POST)
ピケティ氏は湾岸戦争とイラク戦争を例に出し、どちらも西洋諸国の石油の利権のために起こった戦争で、中東の方が西洋諸国よりも犠牲者が多くなった「不均衡な戦争」だったと述べている。ピケティ氏が指摘しているのは西洋だけではない。彼は、中東の人口の10%に満たないが、地域のGDPの60%から70%に貢献する「石油王」の存在についても指摘している。地域開発のために使われる資金はほとんど無く、女性や移民労働者を含む人口の大部分は「半奴隷状態」にあるという。
中東の18~24歳の若者の25%が失業しているとのことである。この世代の高学歴層が、ISIS(イスラム国)へ流れるのではないか。彼らの不満は国境をネットを通じてたやすく超えるのである。
私たちはある社会学者の講演をしていただいたことがある。日本国憲法は、9条ばかりが高く取り上げられるが、憲法の本質は10条から40条までの第三章の人権条項にあると教えられた。
法の下の平等や結社や思想信条の自由や財産権や最低限の文化的生活などが保障されれば、9条などなくても良いというのである。現実には憲法の保障とは裏腹に、格差が進行し自由や平等や思想信条の保証は危ういものとなっている。
ピケティの指摘は、その社会学者の指摘と重なる。安倍晋三のような裕福な環境で育った権力者には、遠回りに見える人と社会の本質的な対応を理解する視点がない。国家の力関係が戦争や紛争を起こすとしか考えていないからである。
ピケティ氏は湾岸戦争とイラク戦争を例に出し、どちらも西洋諸国の石油の利権のために起こった戦争で、中東の方が西洋諸国よりも犠牲者が多くなった「不均衡な戦争」だったと述べている。ピケティ氏が指摘しているのは西洋だけではない。彼は、中東の人口の10%に満たないが、地域のGDPの60%から70%に貢献する「石油王」の存在についても指摘している。地域開発のために使われる資金はほとんど無く、女性や移民労働者を含む人口の大部分は「半奴隷状態」にあるという。
中東の18~24歳の若者の25%が失業しているとのことである。この世代の高学歴層が、ISIS(イスラム国)へ流れるのではないか。彼らの不満は国境をネットを通じてたやすく超えるのである。
私たちはある社会学者の講演をしていただいたことがある。日本国憲法は、9条ばかりが高く取り上げられるが、憲法の本質は10条から40条までの第三章の人権条項にあると教えられた。
法の下の平等や結社や思想信条の自由や財産権や最低限の文化的生活などが保障されれば、9条などなくても良いというのである。現実には憲法の保障とは裏腹に、格差が進行し自由や平等や思想信条の保証は危ういものとなっている。
ピケティの指摘は、その社会学者の指摘と重なる。安倍晋三のような裕福な環境で育った権力者には、遠回りに見える人と社会の本質的な対応を理解する視点がない。国家の力関係が戦争や紛争を起こすとしか考えていないからである。
我々日本人は世界的歴史事実を正しく正確に知り、今の不正で暴力的世界をつき動かし続けているのは誰なのか何故なのかを正確に知るようにすべきではないのか?
「 維新政治終止符へ 」とたたかったダブル選挙、維新府政の地方自治、くらし、教育破壊に終止符を打つ選挙でした。
自民党の候補者をなぜ押すのか、執拗 ( しつよう )に繰り返されたウソと騙し、対立と分断がもちこまれ、迷いのなかにある人たちに共産党の婦人部は声をかけきれなかったそうです。
マスコミは、大阪の自民党はダメだという一方で安倍内閣を持ち上げる橋下氏の言動を流し続けました。
今回のダブル選挙で「 オール大阪 」から、戦争法廃止の流れを変えることはできませんでした。