そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

147日休まずに働いたことある酪農家はいーぱいいるし他にも沢山いる

2020-08-21 | 安倍晋三

麻生太郎が「お前147日休みなく働いたことあるか?」と横柄に記者たちに言ったが、酪農家のほとんどがあると答えるだろう。土日が休みのサラリーマンたちに聞いて何になる。私だって諸般の事情により、やとわれの身のころ半年ほとんど休みなく働いたことがある。時間外手当が多く、亭主留守で元気なので、妻は大いにに満足だったろう。私は疲れはしたが、好きな職業なので区ではなかったし、これに似たことは少なからずある。
日本には原則休日を持たない職種は数えきれないくらいある。その多くが現場を抱える人たちであるが、収穫をする農業では必ず農繁期があり、この期間は期間の長さより1日に労働時間の長さがある。酪農は日々の搾乳と餌やりなど毎日欠かせない作業があるが、牧草収穫期には12時間以上働くことも少なからずある。
国家権力機構のトップに位置する人間が、休みがないとか働きすぎなどとはいえる立場にはない。なきを入れるなら退陣すれば済むことである。

で安倍晋三は4日ぶりに公務に復帰した。ぶら下がりで唯一答えたのが、「コロナ対策をやる」ということである。なーんだまたマスク配るつもりか。
安倍晋三は147日間も連続で働いたというが、この間の土日は必ず官邸に出向きはしているが、2時間いたこともなくせいぜい1時間程度である。45分の時すらある。仮に1時間程度とするなら、出入りを入れれば実質的な公務は、40分もあるだろうか。この間、広島と長崎にほぼ同じの朗読の時間で寄ったりしているが、こんなことが公務なら疲れる事も有るまい。
閉じた国会には顔すら出さず、記者会見もほとんどやることなかった。記者会見やった広島長崎では、2件の質問を受けて回答書を読み上げるだけで、追加質問の声を背にすたこらサッサと会場を後にした。この時は足元がおぼつかないということなどなかった。
安倍晋三のお疲れが心労なら解らなくもない。1000名にもなる弁護士が連名で、桜を見る会の違法性を告訴している。特段の安倍の配慮で資金提供して当選させた側近の河井夫妻の選挙違反は根が深く、森友問題ではいよいよ安倍昭恵の関与が明確なってきたり、すでに本人すら使用しなくなった不要なマスクの配布は哀れである。一律給付も浮いた政策であるし、緊急事態宣言もGoToキャンペーンもタイミングを逸した。側近の秋元司の3度目の逮捕は予定外か想定内かわからんが、安倍政権の汚濁の象徴でもある。
これまでの政策の失態は基本データーを変えたり、虚偽を重ねて乗り越えられたが、どうもこのところ行き詰ったままである。安倍晋三が失政による心労からダウンしているのなら、職務を放棄するしかないだろう。

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