そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

贈収賄容疑者によって審議されず強行採決された不法な法案・IR整備法は有効何のか?

2020-08-20 | カジノ

2017年8月、第3次安倍第3次改造内閣で国土交通副大臣(観光立国の推進、航空行政、道路、港湾など担当)兼内閣府副大臣(IR担当)に任命された、秋元司である。この年、3月に 政府はIRの導入に向け、首相を本部長とする「特定複合観光施設区域整備推進本部」を立ち上げている。
カジノ合法化と統合型リゾート導入を実現するIR整備法案が、内閣委員会で行われ委員長の秋元司は審議途中にも拘わらず、わずか5時間33分で強引に質疑を打ち切って強行採決を行っている。野党から秋元司の委員長の解任要求案が提出されている。
それでも安倍晋三の側近であることと、維新の会を取り込む法案を強引に可決したことで、この民主主義を踏みにじり民法を否定する賭博を合法化する法案w通してくれたのだから、秋元は無罪放免である。
ところが、中国カジノ企業との癒着、贈収賄で逮捕されてしまった。自民党は離党したが、自民党はこの男を除名処分にしなかった。安倍の側近ということと、二階派に属していたからであるが、離党後も二階派から、抜けていない。
その秋元司が現職の国会議員として今日3回目の逮捕された。前代未聞である。今回は汚職事件で贈賄で起訴中の証人に有利な嘘の証言をするようにと、金を渡してお願いしている。立法の府の議員でありながら、法律の基本を知らないのである。裁判そのものを否定する悪質な行為でるといえる。

既に法案が成立しているのであるが、法案に直接関係あるカジノ関係者との贈収賄行為を重ねた男によてろくに審議もせず、強行採決で通した法律である。更に何よりも民法で禁じられている賭博を認める法案であるがそんな汚濁にまみれたIR整備法である。
こんな法律が有効なわけないだろう。法治国家としてこんな滅茶な法を有効だというのは恥ずかしい限りである。直ちに廃案にするべきである。

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