そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

殺人兵器の見本市を政府が開催し、堂々と販売する国家に成り下がった日本

2019-11-23 | 平和憲法

国際的な兵器見本市「DSEI JAPAN2019」が千葉の幕張メッセで開催されている。安倍晋三が、95%の憲法学者がい憲法違反とする、集団的自衛権行使容認を閣議決定し、安保関連法案を強行採決してから、この国はすっかり形を変えてしまった。人を殺すための兵器を、「防衛装備品」と言い換えて武器の研究開発そして輸出を奨励する、ほぼ軍事国家に変わってしまった。
説明会にはは、株式会社IHI、川崎重工業、スバル、日本電気、富士通、三菱重工業、三菱電機などの日本企業とヨーロッパの軍事産業を代表する企業をはじめ、60社を超える企業から100名を以上が出席している。
この武器見本兵器見本市の主催者が、日本はすでに憲法を『変更』しているとした認識を公式ガイドブックに記載している。このことに関して、運営を取り仕切るイベントディレクターのアレックス・ソーア氏は『最近の日本国憲法の変更(Changes)は、軍備拡大、自衛隊の海外派遣、日本の国内産業(軍需企業)が地球規模で進出することを可能にした』と明言している。日本での開催は『最適なタイミング』であり、『アジア市場への参入の足がかりになる』としている。
防衛装備品の展示会などではない。兵器の開発販売を促進し、戦争への道を開くものである。死の商人が望むのはより危険な危機であり紛争であり、より巨大な戦闘である。彼らが死の商人及ばれる所以である。
こうしたことを、日本国憲法は禁止している。このところの安倍晋三の言動からのイベントディレクターの認識は間違ってはいないが、憲法に九条はしっかり残っている。
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。子にの交戦権はこれを認めない。」と明記されている。武器見本市は憲法違反である。もうすでに慣れっこになった日本人は、報道もほとんどなく、僅かな反対の意思すら示すこともない。


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2 コメント

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赤旗の記事 (はてな)
2019-11-24 08:18:18
ガイドブックに「日本はすでに憲法を変更した」と書かれている事のレポートです。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-21/2019112115_02_1.html
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Unknown (ノブ)
2019-11-24 14:30:35
アレックス・ソーアかどうか知らんが日本の「解釈改憲」でアジアでの市場開拓の道が開けたと白人男がテレビ喋っていた。
我々が知らぬ世界では日本は軍事国家になっていたとは知らぬ仏の・・・だ。
これ以上安倍政権の独裁を許してはいけない!
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