そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

日本は欠陥機オスプレイをこれからも使うのか、隷属国家にはクレームは効かないのか

2023-12-11 | 平和憲法

「左側のプロペラが火を噴いたと思ったら爆発して海に落ちていった。ほんの2~3秒の出来事だった」とは、オスプレイ墜落を目の当たりに見ていた屋久島住人の証言である。
オスプレイ墜落海域は高級魚シマアジの漁場である。地元の漁師たちは機外に出された一名を懸命の介抱でも蘇生しなかった。今回の屋久島沖での事故は、これまでの離着陸に圧倒的に多かった死者の少ない事故とは異なる。エンジンが回転翼の遠部にあり、従来から指摘されてていた構造的な欠陥事故である。瞬時に墜落し乗務員の脱出も出来なかった。
オスプレイの数々の事故は、これまでは離着陸時に多く発生し、事故数の割には死者は少なかったが、それでも今回の8人で64人が死亡したことになる。とりわけこの2年間で20人が死亡している。輸送機としては異常であるといえる。すでにアメリカのいくつかの州では飛行禁止されている。アメリカ兵、特に将校たちは乗るのを避けている。軍内では欠陥機として恐れられていた。
アメリカ軍予備役の支援団体、ROA(Reserve Organization of Amerikca)は墜落事故発生の日に即日、オースティン米国防長官に即時飛行停止を求める書簡を送付している。
日本の防衛大臣木原は、「捜索救助活動を除き、飛行にかかわる安全性が確認されてから飛行を行う よう」、腑抜けたお願いしている。木原は飛行禁止をお願いしていないし、日本が買ったオスプレイは点検して飛ばすなどと、自衛隊員や日本国民の安全などへの配慮など何処にもない。
アメリカは早々にオスプレイの飛行を停止している。アメリカの方がよっぽど国民や隊員のことを気遣っている。木原大臣はこのことをアメリカ軍のホームページで知ったと述べている。なんという情けない、日本という国。。。
アメリカ国防総省は、2026年にオスプレイの生産ラインを閉鎖する方針を決めた。日本の購入している17機のオスプレイはどうするのだろう。
一般社会では、これはクレームである、欠陥品であると購入者は突き返す権利がある。売った方は謝罪し購入費を返還することになるが、前払いの一括払いのFMSではもう生産は済んでいるだろうし、一旦かったら文句などいえないことになっているはずだ。なんという悲惨なアメリカ従属国家か。
心肺停止の米兵を蘇生を試みる人


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大阪万博杜撰計画もパーティ... | トップ | 政治資金運用法では微罪であ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

平和憲法」カテゴリの最新記事