大臣の不祥事が発覚し罷免だ更迭だと騒がれ、岸田文雄総理は、「議員として丁寧な説明をしてもらう」と、総理だってやっていない、言葉だけの軽い説明で責任を取らせない。こんなことを言い続けているうちに、逃れようがなくなって大臣は結局は辞表を提出する。そうした恥ずかしいパターンが今回も繰り返された。
たった一月で閣僚が、ほとんど同じパターンで3名もの閣僚が辞任した。尋常ではないと思うのであるが、支持率の低下の大きな要因であると思われるが、岸田は我関せずである。今回もまたまた東大卒の寺田稔総務であるが、更迭だ更迭だと言いながら寺田の辞表を受け取っている。
前日アジア歴訪先で、タイの記者会見で「適切なタイミングを首相として判断していきたい」と発言し、報道は一斉に更迭という記事を流した。
岸田文雄は任命責任すら受け止めることができないのだろう。平然として、いつものような聞きなれた言葉で終わる。噂されていた「辞任ドミノ」が現実になった。流石に与党内でも不協和音が出はじめている。
三者は全く同じパターンで辞表を提出した。ところが三者は全く異なる案件で辞任することになる。
山際は統一教会との関りを、バレたら動画があるなら事実なんでしょうとか、記録は廃棄したとか、記憶にないとか虚言を重ねる。
葉梨は死刑判決の最終判断を、ハンコ押すだけなどと無神経な発言、法務大臣は金にならないなどと大臣の品格や法務を軽く批判するなど、到底これから霊感被害者の救済法案に取り組める状況にあるとは思えない。
寺田は総務大臣という、選挙を総括する部署のトップにありながら、選挙資金の運用がばらばら、自分で書いた領収書が見つかるなど、大臣以前のふしだらさが、次々と発覚するふしだらさである。
一つは、自民党が小選挙区制度の中で、党のトップに権力が集中した。しかもそのトップが個人的に好き嫌いなど恣意的に判断する。しかも都合の悪いことは虚言を呼吸するように吐き続ける。
今や嘘をつくことは自民党の文化として固定された感すらある。政治家に品格など求めるk面憚れる時代になった。日本の政治の劣化は目を覆うばかりである。次はだれかわからないが、辞任ドミノは辞任すればいいものではない。
手段が腐ってるのが偉そうに御託を並べてるのは詐欺じゃないですか。腐った手段は、まさに暴力そのものだし。
、次に更迭されるのは岸田本人になりそうに思います。