ポーランドにミサイルが落下2名の民間人が犠牲になったが、ウクライナのゼレンスキーはロシアがポーランドを狙ったものであるといち早く発表した見たが、どうも早とちりであったようだ。G20の会場にロシア非難をしている。
NATOのウクライナがロシアミサイルを迎撃したものが、落下したものであるという発表がもっとも信憑性が高いと思われる。NATOはこの原因は、ウクライナイなく一方的なロシア側の空爆に対する防御の結果であって、ウクライナに非はないと付け加えている。
NATOの4条の反撃条項を適用しなということである。偶発事故と判断したのである。この日は90発以上がウクライナの最東部まで、ロシアのミサイルは打ち込まれている。圧倒的にその事実の方が重大である。75%は打ち落としているとウクライナ側の発表であるが、その迎撃の結果であるなら、ロシアはポーランドに謝罪と補償をするべきである。
何故かG20などに隠れて、エジプト開催のCOP27の報道の扱いが小さい。石炭賞を頂いた日本だけではないようである。環境問題は経済問題より大きく、深刻で国境も民族をも超える。
戦争は最大の環境破壊である。COP27の会場のウクライナの黒ずんだ展示場が注目を集めている。
戦場と化した森林は、戦闘車両がかき乱してロシアは地雷を置い去った。森林の4割が被害を受け、生態系を元に戻すには半世紀かかると言われている。
流される戦場の場面の多くは農地である。世界で最も肥沃な黒土(チェルノージェム)を戦車がコタコタにする。何とも胸の痛くなる場面が日常的に流される。
無数の砲弾痕が農地に残り、無数の家屋が燃え、集合住宅が黒煙を上げる。CO2排出のことなど頭になく、温暖化のことなど眼中になく、ひたすら勝利のために砲弾を撃ち込み、戦闘車両は爆破され無数の鉄くずの残骸が並ぶ。
戦争は最大の環境破壊である側面を思い起こすべきである。