そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

北方領土をロシアに献上したことを安倍晋三の失政と正確に報道してほしい

2021-09-26 | 安倍晋三

北方領土問題で、やっと少しはましな本が北海道新聞社から刊行された。「消えた四島返還」北海道新聞社編1800円である。”きえた”という文字が申し訳なさそうに小さいのが気になる。
担当記者たちのこまめな記録の繋ぎ合わせて、冗長な文章が続くが資料としても役に立つ。本書は安倍晋三に限定した、北方領土問題交渉を記したものである。
本ブログでは幾度も北方領土問題終わった終結したと述べてきた。
安倍晋三が首相在任中に犯した、犯罪や不正行為や不条理それに社会や国家に与えた損害、モラルの放棄が社会に及ぼしたものは計り知れない。その中でも、安倍晋三が国家犯罪あるいは売国奴と後の人が必ず指摘するであると思われるのが、北方領土問題である。ロシア、プーチン大統領の一方的な勝利宣言に終わらえたことは、外交交渉上最も愚かな交渉であったと、特筆される。
30回以上会談を重ねプーチンの奸計の軍門に下った。共同経済活動もビザなし交流もガス抜きでしかない。二島返還に舵を切ったことが、転換点になったであろう。プーチンから、無条件で平和条約を結ぼうと、実質勝利宣言をされた。それでも安倍晋三は言葉遊びのように言い方を変えながらも、同じ交渉を繰り返した。
プーチンは憲法に領土交渉が今後できないことを明記させた。北方領土問題の終焉である。
ただ本書は安倍の失政はチームの問題として評価し、強く追及はしていない。このことが政権を甘やかせる結果になって、多くの失政や悪行が容認をされているのである。何故か日本の報道は、安倍の擁護を繰り返す。

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