そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

山際を人身御供の風除けに据えた萩生田光一、次期首相候補だってサ

2022-11-12 | 岸田文雄

「俺は骨格閣僚でないのか」と統一教会関係と閣僚を外された、萩生田光一が行ったが、岸田はこの男に党の政調会長の席を与えた。
これが岸田の誤算だった。閣僚としての縛りや節度がなくなって、萩生田は自由闊達になった。
大変お世話になりお返しの演説なんぞ繰り返した統一教会のことを、記憶喪失したと嘘を言い続けた山際大志郎が辞任したが、四日後には自民党の新型コロナウイルス対策本部長に就任した。これはおれがやった人事だと言ってのけたのが、萩生田光一である。コロナで失政したわけではないという理由のがその理由である。記憶能力は問わなかったようである。
横暴な人事であるが、これで当分統一教会を巡る自民党への攻撃は山際に集中してくれる。安倍晋三亡き後、その金魚のフンである萩生田一郎が最も統一教会に近い人物となった。何しろ萩生田は教祖のことを“ご父母様”」称え「一緒に日本を神様の国にしましょう」と言って憚らなかった。
萩生田は育った八王子不人気で、選挙には苦慮している。そうした中でも、阿部晋三に近いという理由から、統一教会の支援は有難かった。とりわけ2009年の落選時にはより親密になった。
山上徹也の統一教会への恨みを込めた安倍晋三銃殺によって、統一教会の悪行と自民党への密着度が露わになり、政界は一変した。マスコミは一斉に統一教会攻撃を始めた。長年取材を続けていたルポライターや、霊感商法被害者の会の弁護士が連日テレビに登場する。
逆風を感じた萩生田は「反省している」と口にしただけで、何事もなかったかのような顔で政調会長の座に居座りつづけている。
さらに信じられないのは、岸田文雄が統一教会の被害救済・防止のための新法について、党内調整に羽生田を指名したことである。萩生田に被害者救済法策定の党内調整させるのは「盗人に法律をつくらせるようなもの」「犯罪者に警察官をやらせるようなものである」との批判が殺到しているとのことである。
あんたとは関係ない問いと言われた、長年支援していた八王子の信者たちは怒りり心頭である。

萩生田の統一教会へのだんまりは、安倍派の前会長の細田博之衆院議長も放置されたままで、阿部晋三への調査もないまま過ごす、下村博文の名称変更への関与疑惑もそのままであることが壁になっている。
これらは、萩生田への壁になっているばかりか、今回の小物の山際を晒すことでもう一枚の壁が出来上がったといえる。
現在確実に確認できることは、統一教会の日本進出は岸信介が開き、その後は安倍一派がその道を広げ、とりわけ団体名を変えたことで一気に国内に浸透した。統一教会の自民党への介入の最大は憲法改正せよということで、安倍一派は全面的にこれを導入して自民党改憲案としている。文鮮明が日本の政治は自分の手中にあると豪語していたのも当然である。
この根になる部分を断ち切らないで、なんちゃってアンケートで国会議員を無罪放免し、口先だけで縁を切ったと言わしている。
これを主導しているのが、幹事長の茂木敏光と政調会長の萩生田光一であるが、この二人は岸田がコケるの待っている。
次期自民党総裁へ、この二人がしのぎを削り始めた予兆である。外にいないのか!

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