そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

好位置に就いた高市早苗、防衛予算の倍増を公約に盛り込んだ

2021-10-15 | 岸田文雄

総裁選で岸田に恩義を掛けた高市早苗が、この男私の言いなりとばかり掲げた、選挙公約が驚きである。
自民党政調会長という、好位置を手中にした高市早苗が、極めて短期間に総選挙に突入する与党の政策責任者として、極右翼の政策を打ち出した。現在GDPの1%を上限とする防衛予算を、2%にするというものである。現在でも実質的には、1%を大きくはみ出している防衛予算であるが、倍増するというのである。安倍政権下ですでに50%の伸びを示している防衛予算である。
世界情勢は大きく変わっているというのが、彼ら右翼の根拠であるが、大きく変わった世界情勢に対して、油をを注ぐようなことばかりやって近隣諸国を煽りる。
核兵器禁止条約に批准しにしても、色々理由を並べ立て、「外交努力し核保有国と非保有国を繋ぐ」などと言いながら、なにもやっていない。全く動いていない。
兵器を防衛装備品と呼んで、開発と販売に取り組むようになった。琉球孤と言われるミサイル基地を、鹿児島から沖縄南端までミサイル基地を並べ立てて、辺野古巨大基地をアメリカに作ってあげる。近隣諸国を刺激で起きながら、他国の危機に警鐘を鳴らし続ける。
防衛予算の上限がGDP1%とは、専守防衛の自衛隊の歯止めで軍事国家へ道を歩まない上限であるはずであった。航空母艦も専守防衛を逸脱するとの従来の仕切りに沿って、実質的には空母であっても護衛艦”いずも”はヘリコプター搭載艦と言い逃れている。地雷も専守防衛に反すると、対人地雷禁止条約に小渕総理は批准している。
かつては専守防衛の自衛隊、平和憲法を人種する精神が自民党にも残っていた。
ヘリコプタ搭載を装って制作した護衛艦いずもは、今やすっかり空母と化している。愚策はイージスアショアなどという、ミサイル防衛システムなどは機能するわけがない。日本海を数分で飛び越える技術革新の進む分野で、防衛など夢物語でしかない。防衛システムは金食い虫の無用の長物でしかない。
例えば朝鮮半島の非核化を進めるにしても、再軍備を勧める国家にどれほどの説得力がるというのであろうか。
ましてや、「敵地攻撃能力」などは先制攻撃をすると脅しているだけである。軍事力は、医療福祉教育を犠牲にして巨大化する。高市が政調会長になって、早速このような怖ろしい国家を目指す公約が出てきた。

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