そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

岸田文雄のチョンボが続くよ何処までも、並べるときりがない

2022-11-17 | 岸田文雄

岸田文雄総理の優柔不断とその逆に早とちりが混在する、哀れな醜態を曝け出している。それが止まることなく現在もダラダラと続いているのである。
先ずは、スパッと決めた安倍晋三の国葬である。安倍晋三の死去6日目で決めているが、法的根拠の検討もされていおらず、側近を含めた周辺への根回しもなくほとんど唐突であった。国民の7割近い反対者がいるにもかかわらず、当初の思惑を大きく下回る貧相な国葬になった。
国連のNPT(核兵器不拡散条約)再検討委員会には、恒例を無視して首相としては初の参加をしてはみた。広島出身を強調したが核兵器禁止条約を蹴飛ばしていまさらという気がする。その直後のプーチンの核兵器持ってるぞとの恫喝に会は大きく揺れ、岸田の演説は茶番でしかなかった。
統一教会への逆風を抑え込むために一月早めた組閣を行った。統一教会関係者を排除したはずが、副大臣や政務官まで入れるとほぼ倍に増えたお笑いの組閣である。
急増内閣からは不良大臣が続出するが、その対応がドタバタの田舎芝居のようである。明らかな嘘の言訳、言い逃れを繰り返した山際大志郎であるが、更迭もできずに本人の説明責任を繰り返した。統一教会との関係が次々と明らかになり、結局山際が辞任することになる。岸田は指をくわえてみているだけである。
失言を繰り返す葉梨康弘は法務大臣は金ににならないとか、ニュースにならないと言い続けて謝罪した。特に死刑をハンコ押すだけ発言は、与野党から異論が続出し、結局葉梨は辞任する。岸田は更迭の意向を固めていたと言われるが、タイミングが取れないでいた。現在寺田総務大臣がこの二人に続くドタバタ劇を演じそうである。
統一教会については徹底的に腰が引けていて、内部調査とするアンケート用紙一枚の自己申告で終わらせた。山際のような深い関係を持つ議員は大助かりである。
そこで与野党協議で、被害者救済法を検討に入っているが、創価学会を最大母体に持つ公明党から横やりが入り、与党提案になるようである。膨大な献金によって運営する創価学会は微妙な立場に置かれる。公明党は必死に抵抗するだろうし、自民党内の関係者持つ議員は影になって応援するだろう。
岸田は統一教会については、民法の不法作為は入らないと言っては見たが、翌日入ると言いかえている。
卑怯なのは原発の再稼働である。参議院選前に決めていたが、選挙公約には掲げずにダンマリであった。原発再稼働に加えて新設まで述べている。国民の反感が予測されることには隠すのは民主国家とは言えない。温厚に見えて狡猾な男である。
コロナ対策はほぼゼロであるが、自民党の護憲派と言われる宏池会でありながら、右傾化が止まる所がない。敵地攻撃能力を肯定し、防衛予算の倍増は故安倍晋三へ返礼か。
「あらゆる可能性を排除せず検討する」という言葉を頻繁に発し、敵を作らないような言葉を並べるが、実態は即断できない優柔不断と、大きなもの(アメリカや安倍派など)には巻かれるだけで、やるべきことは陰に隠れてやる岸田は陰湿である。

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