甘利明は、「然るべき時がきたら説明するといって、質問が途絶えるまでこれに答えている。」と、幹事長就任にあたって質問に凄みを見せながら述べた。本ブログでは、この言葉に翻弄されながら疑問を甘利の採用に疑問を示した。
しかし、矢張り甘利は全く説明の場すら持っていなかった。甘利明は幹事長就任会見で、これほど政治家として最も重要な政治と金の問題に関して虚偽の答弁をしていたのである。
虚偽の答弁は黒川弘務検事によって握り潰され不起訴になったことに裏付けられた自信が、強権的発言になっているのであろう。このことに当時詳細報道して、事件発覚の途となった文春は当時の記事を再度ネットで掲載している。以下こそ甘利明は、叱られる時期に来ている。
元検事の郷原信郎氏が、「絵にかいたようなあっせん利得」と断じた贈収賄事件が、不起訴になるなら法律がいらないとまで述べている。写真も領収書も録音もされていた。
観念した甘利は詐病とトンずらで身を隠した。詐病の期間もそうであるが、行方不明になっていた期間の歳費は返納されるべきであろ。
甘利の自信は、官房長官になったことでことでさらに膨らんだ。傲慢な虚偽答弁は、5年間で本人は忘れたであろう。しかし当時の安倍晋三も黒川弘務もいない。悪行を重ねるには、岸田文雄や北川滋では少々役不足か?いや十分だろう。自民党だもの。
政権与党のトップが真っ黒の犯罪者であるなら、安倍時代の森友や加計学園問題や河井案里1.5億円それに桜を見る会や、菅時代の東北新社を巡る疑惑など蓋をしてお仕舞になる。