日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

「あっ、それは・・・」ーケアハウス入居の顛末、その終わりに-

2007-02-10 10:12:55 | 私の雑感あれこれ
老人介護の話を2度ほど書いたのは、去年の10月、11月だったでしょうか。
一人暮らしの夫の母の退院後の生活の場として、施設を探し始め、その仕組みが判り、現状を知りました。どこもいっぱいでなかなか入所できない状況でした。
12月になってソーシャルワーカーさんの協力を得て、漸く一つ確保できたときの安堵感を覚えています。
その後も何度もどんでん返しが幾つも起こり、前進したり、振り出しに戻ったりを体験しました。
そして、木曜日の段階で息子たちの間で、入居予定を白紙に戻そうという意見がまとまりかけたときに、翌金曜日に問題解決。ようやく明日の日曜日に退院引越しの運びになりました。

夕方、電話でのやり取りで・・・
好意的に補助してくださったある方が「希望のところにいけてよかったですね。息子さんもお嫁さんも(私)、本当に皆さんよくなさいましたよ。お母さんは何にも心配しなくても、いいお嫁さんで…。そう伝えておきましたからね」

「どうも、いろいろありがとうございます。お世話になりました」と、口では言いながら、
(あっ!…まずい。お母さん、機嫌が悪くならないかな)と、ヒャッとする自分がいます。
息子自慢で息子が褒めらると満足、だけれど息子の嫁さんには不足のところがいっぱい。それでバランスを取ってきている人だから、嫁が褒められることはお母さんにとっては、心中複雑だろうなと思ってしまいます。

「理解してもらうことは、期待していないけれど、自分にできるところまでは、良心的にする」

ただ、それだけ、です。

お父さん、おばあちゃん、私のやっていること、見ていてくれますか」と、きっと、「千の風になって」ではないけれど、そんな風に、問いかける癖のある自分が居ます。




コメント (4)
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