日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

今日の一首

2007-02-28 07:43:27 | 今日の一句・今日の一首
- 描くならと手折ってくれた花の枝待ちくたびれて侘び助一輪 -

珍しく雪のない北陸でしたが、冬を過した花は季節を違わず、数本の梅はつぼみを膨らませ、寒椿が咲いていました。
母が「絵に描いたら」と何種類かの椿、そして紅梅の枝を持ち帰ったのですが、ゆっくり筆をとる時間がありません。あれよあれよという間にリビングで紅梅は満開。
空き瓶に無造作に挿した、薄桃色の椿、侘び助も台所で私を眺めています。
侘び助一輪は、水彩紙に留め置きたいのですが、間に合うでしょうか(笑い)。

売り時を調整して育った「商品としての花」ではなく、自分で季節を感じて花開いている花って、いいものですね。

ああ、富山の「チューリップフェア」は有名ですが、今年は暖冬で大変らしいです。
なにが?
花が早く咲きすぎて、ゴールデンウィークの観光週間とずれてしまうということで…。
少しの調整は、チューリップ畑に雪を載せて、春の訪れを教えるのを遅くするのだそうですが、今年はあまりにも暖冬で畑に載せる雪がない!というらしいです。
こんなところでも、生活がかかっていると大変です。




コメント
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