日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

接待タクシー!!ああ、深夜残業から生まれた世界

2008-06-07 08:15:34 | 社会問題
お客さんをキャッチするための営業活動の一環、と考えれば、
長距離をしばしば利用してくれるお客様へサービスを、と考えるのは、自然の思いつき。
支払う方が、自分の懐からの出費であれば、野放しで地用距離を利用することも限られてくるだろうし、値引きに当たるかどうかの問題に限られるだろうけれど、公務員は、国費でタクシーチケット代が支払われている、というから贈収賄もからんできます。

新聞には、各省庁の調査結果がでていたけれど、公費は省庁だけではない。
外郭団体においてもしかり、ではないでしょうか。
だから、新聞が取り上げている官公庁は、ほんの一握り、そう思います。

官庁街の一角に勤めていた娘の話では、深夜になると、出入り口に客待ちタクシーがならんでいる、そうです。
新卒などの若手は、そう遠くない独身寮に住んでいるので、建物から出てきて「○○区」というだけで、「○○マンションですね」って、運転手さんが知っている、と。
終電に間に合わないほど遅くまで仕事を、というのも歪だし、そんなにタクシー利用して、公費支出して大丈夫?無尽蔵と思っているのでは?という思いも抱きました。

テレビでは、町村官房長官はじめとして、これは問題だと、糾弾しておられます。
公務員が、民間タクシーの運転手から金品を受取ったのだから、贈収賄の問題となるのでしょう。
それとは別に、深夜タクシーをビシバシ利用している、その経費の使い放題ぶりも、本当に必要なのかどうか、チェックしてもらいたいですね。

今、政府要人の幾人かは、公務員を糾弾しています。
でも、赤坂の料亭前に、年末などは、黒塗りの車が列を成して、主を待っているそうです。
この車も、運転手の給料も、元を辿れば、歳費、議員手当て、の類。

霞ヶ関の人々は、熱心に仕事に邁進していらっしゃるのだろうけれど、生まれたとたんに、500から600万円の借金を背負うという、赤字財政のわが国。
仕事を合理化して、深夜タクシーにのる分量の減、を試みてください。

ああ、娘は、自分の意見が通ったのか、たまたまそういう風潮のときだったのか、判らないけれど、月に一日、6時に室内の電気を消して帰宅すべき、と決めたと、聞きました。
仕事が残っていても、必ず室内の電気が6時に消灯になる。
ダラダラ残業が減っていいことだと、思ったのですが・・・、その後も続いているでしょうか。
コメント
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