日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ふっ、やっぱり・・・、潜んでいたおばさん根性

2010-07-02 21:04:19 | 私の雑感あれこれ
今年の春に街の中心部にオープンした、工作機械会社の名を冠した美術館にいってきた。
展示されていたのは、会社オーナー所有のフランス19世紀の絵画とアールヌーボーの家具調度品。
友人との待ち合わせ時間に少し早かったので、併設されている会社の工作機械の展示・広報しているギャラリーを覗いた。
オープン間もないこともあって、アンケート用紙に記載した後、係員が丁寧に説明をしてくださった。
係員、若くて美人。勿論スーツ姿だし、なにも派手ではないのに、話は打てば響くように帰ってくるし、地味な製品をよどみなく説明してくださる。
控えめな話口だけれど、迎合的でなくて、聞いていて気持ちがいい。
工作機械分野で世界シェアトップだった、とか、輸出が8割を超えているから、円高が痛いのです、とか。
日本の得意分野の製品を中国に輸出すると…、の実態。
炭素繊維を使ったイタリア製スポーツカーの話まで広がって。
会社の得意な分野の話、その勢いを聞いて、「じゃー株を買おうかしら」と、振ったら、「オーナーの考えで、残念ながら上場はしていないのですよ」とも。

待ち合わせ時間も近づいて、ギャラリーを去るとき、
ワタシ、変なこと言っちゃった。

「ワタシは、今、時間で、このギャラリーを出ますが、一言言わせてね」と、前置きして
「あなたは、本当に、お綺麗ですね。話も良かったけれど、あなたと顔を合わせると、『まあ、綺麗な人だなー』って、つい見とれて、眺めてしまって」と。

彼女、謙遜して、照れていました。
多分、ぶしつけに、こんなこという人いないでしょうねー。
だって、ワタシも今まで言ったこともない。
でも、つい口から出てしまった。
ああ、なんと、厚かましいおばさん!→ワタシ

で、白状します。
もっと、超おばさんに成り下がりました。
待ち合わせしていた友人のひとり。
彼女にはT大学の大学院博士課程修了という独身の息子がいて、地元に本社のある世界的企業の研究職として勤務しています。
「話しぶりが聡明で、すごい美人の女性がいたから、あなたもあちらのギャラリー覗いてみたら」って。
つくづく「アラ、まー、おせっかい、おばさん」そのもの。
人目ぼれ(?)の類ですが、本当に、素敵な人だったことは事実です。
彼女は、息子から
「ボクのことに興味を持たないで」と釘を刺されているのも知ってのことなので、こんな情報、米粒ほども役に立たないのですけどね。
アハハ、くだらない話でした。
お粗末。
コメント (2)
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