日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

回答者:上野千鶴子さんの相談室を読んで。つれづれ駄文

2010-10-22 07:14:49 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
土曜日の朝日新聞、掲題のコラムを、読むくせになっている。
回答者が交替なので、上野さんと○さんと、△さんの時は読む(笑)。

で、先週の分。・・・紙面が手元になく、記憶で書いています。

40代の主婦が、結婚相手と上手くいかず、離婚を考えていたときに妊娠がわかり踏みとどまり出産。娘が幼いとき虐待した時期があり、その娘が思春期を迎えた今、幼児期の虐待を取り上げて母親に敵愾心を持つ。娘とも上手くいかず、夫とも上手くいかず…、どうしたらいいでしょう、という相談。

相談内容には、上野先生、ぶれることなく、情に流されず回答。
回答があったからといって、相談者の問題がそうすんなり解決するわけでもない。



回答文章の後段で、こんな文章があった。・・・上野先生の表現を抜粋すべきなのに、手元に新聞がない!

-早い時期から、母親の苦労を聞きながら育った子供は、大人になるのが早い、と。

-回答者に、(嫌な夫と、子供のために我慢して生きてきたと生き方ではなく)あなたは、自分が幸せだという生き方を考えなさい(と説きながら)、私も自分の母親にいいたかったのは、そのことだ。

という文で締めくくられていたのが、ココロに引っかかった。

上野先生は、同県出身で、学年は二つ上。
あの世代(というか、私たちの世代)、母親から「我慢してきた」「苦労した」を怒涛の如く聞かされ、聞かされ、育ったものだ、と、ふと自分のことを振り返った。…そんなことも人格形成に影響、……するのか、…するのだろうな、とも、考えたりした。



コメント (4)
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