日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

9月1日は防災の日

2011-09-03 08:38:33 | 社会問題
だから、テレビニュースでもあちこちでの防災訓練の模様が報道された。
3.11があった後の防災訓練だから、コレまで以上の規模の災害を想定しての訓練をしたところもあるでしょう。

私たちの地方のニュースでは、浜岡原発での防災訓練の報道がありました。
原子力建屋の電源が全部切れたという想定です。電源が切れて40分、建屋の屋上にある非常用電源に繋ぐ作業をいかに速やかに行えるか、という訓練でした。

浜岡原発の部屋でも、中部電力本社の会議室(?)でも、訓練に携わっている作業服を着た人たちが大勢で真剣そうでした。

でも、不思議に思ったのです。
原子力建屋の屋上の非常用電源って、仮に福島原発のように爆発したら、その瞬間に一緒に使い物にならなくなるのでは??…と。

どうなのでしょう。今、浜岡原発は全部停止状態です。でも、冷却し続けなくてはならないのではないですか。だとすると、冷却用電源を失い、原子力建てやが爆発すると、屋上にある非常用電源も吹っ飛ぶ、のではないでしょうか。

だから、現在は別のところに非常用電源設置の工事が行われているのかも知れません。
だとしたら、3.11を報道してきたテレビの役割は、そこまで取材して発信してくれたらいいのに、と思いました。視聴者はそこまで真剣に報道に期待していないし、問題意識をもってみていないと、思っているのでしょうか。
取材者に問題意識がなくて、ニュース枠を埋めるための報道になっているように思われました。

そして、中電本社でずらーっと並んでいた方々の各々は、上記理不尽を指摘する立場にない、とお思いなのでしょうか。

あー、私の住む地域が関係している浜岡原発について、気になるところです。
コメント
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