日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

多分、美談です。

2022-05-18 06:42:52 | 私の雑感あれこれ
出かけようかな、と準備しているところにチャイムが鳴った。
チャイムに応答すると、バラの鉢を抱えている年配女性の姿が映る。
そそくさと道路側の庭スペースに出ると、「バラのことを教えてほしいので来ました」と。
手にはメモ書きをもって。

この鉢バラを育てるときの注意はどうしたらいいか、とのこと。
娘は、バラを育てるのは難しい、というのだけれど、、、、。
ブタ皮の手袋が必要か。
病気になったらどうしたらいいか。
鉢から植え替えた方がいいのか。
とか、メモ書きしてある質問をなさいました。

彼女の抱えている鉢にはミニバラが満開です。
よく見ると、ちいさな葉っぱの数枚にうどん粉病の兆候が見られます。

その葉っぱを取り除きながら、しばらくはこのままで楽しんだらいいですよ。
敢えて大きな鉢に移すと、水やりの水が長く乾かないので根腐れを起こすらしいです、とは伝えた。
私は早く大きくなってほしくて何度も失敗している経験者なのですから。苦笑

そして、ふと気づいて、尋ねた。
このお花は、母の日のプレゼントなのですか、と。

そうです。息子からの、と。
お嫁さんからの?
というと、そうです、とも。

きっと若いお嫁さんが、お義母さんにと選んだ、ミニバラの鉢植えなのでしょう。

そして、その贈られたバラを何とか育てたいと、我が家まで尋ねに来てくださったということ。
ほほえましい!

私はミニバラ育ては失敗の方が多くて、園芸店で美しく品種改良された鉢バラを目にしても購入しなくなりました。
今残っているのは、浜松フラワーパークで購入した「テディベア」というテラコッタ色の1鉢だけ。
すぐに黒点病になり難儀な一鉢ですが、世話をしてやると元気になってくれる相棒でもあります。苦笑

母の日のプレゼント用に園芸業者が見栄えよく拵えて店頭に並んでいたであろう彼女のバラ。
一生懸命さが功を奏して、来年も花をつけてくれるといいのですけどね。







コメント
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