日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

そういう生き方。

2022-12-13 08:28:17 | 健康
土曜日のアクアビクスのインストラクターさん。名前はKTさん、65歳。アグレッシブなスポーツマン人生(水泳だったのかな?)をおくってこられた方らしい。

彼女の話
私は一度心臓が止まった経験があり、死にかけたのです。ペースメーカーに助けられて今があります。
アチコチの骨折も経験しているし、不具合がないこともないわけじゃないけれど、毎日のメンテナンスでこうしてインストラクターを続けられています。
ペースメーカーを入れた側の肩はここまでしか上がらないといわれたけれど、日々の訓練でここまで上がるようになりました。
でも皆さんと違って、一晩寝るとまた可動域がグンと下がるのです。だから毎日肩回りの柔軟トレーニングは欠かせません。

なんと根気の塊のような人です。夕食後は食べない。甘いものは食後にすぐ食べて胃腸を休ませる時間も大事だからダラダラトと食べないそうです。

そんなKTさんの土曜日の話
私のインスタグラムを見て、今日病気のことでお声がけをしてくださった方が数人いらっしゃいますが、難病指定されている血小板減少症だということが解りました。
出血したら血が止まりにくいのです。だから何かにつけて輸血が必要になることも出てくるのでしょうが、難病指定されているから輸血を無料でしてもらえるのです(ちょっとラッキー!っぽい表情で)
ペースメーカーを入れた時は、もうインストラクターの仕事はできないといわれたけれど、今もこうしてやっているし、以前はガンにかかった人は以後安静にといわれていたけれど、最近はそうでもなさそうだし、医療もドンドン変わっていくから、、、、。

彼女整形外科医さんにも定期検診を受け、常にお医者さんにチェックをしてもらっている人です。

そして彼女の話、もう一つ。
この2週間で私は救急車を3回呼びました。(彼女は数か所のジムでインストラクターをしている)
そのうちお二人は回復なさったのですが、おひとりは大動脈解離でお亡くなりになりました。
だから、皆さん、呼吸が苦しい、心拍に異常を感じたら、即動かすのを止めてもいいですからね。
動かしている筋肉がキツイ、と思ったら、そこは頑張りどころです! 

そういう話題を提供しながら、筋トレメニューの終盤ではストップウォッチを手に、「ハイ、あと〇回頑張って」「ハイ、あと〇秒ガンバレ!」と声をかける。その様は運動部に入ったことのない私にとっては、運動部の生徒になった気分を感じました。笑


彼女は「できる限りアクアを続けましょうね。ベットで最期を迎える前まで」という言い方もする。
そういう彼女の信奉者たちが沢山いる。
彼女のセリフにこんなものある。
「あら、あの人どうしたのかしら、数日顔を見ないね。あらっ、亡くなったの!」

アクアビクス仲間の最高齢は86歳ぐらいかしら。ほかのジムにはもっと高齢者がおられるそうです。









コメント
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