日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

久し振りの海外旅行。

2023-04-25 07:53:06 | 旅行・休養
早くに予約した海外旅行まで1か月を切った。
まだ随分先だと思っていたのに、なにせ久しぶりなのでちょっとムズムズ。手間取る準備があったら困るから、ちょっと気を付けておかないと ⇒ 自分

オンデマンドでNHKの映像の世紀 バタフライエフェクトを視聴している。2023年4月にアップされた最新のエピソードが1945年5月のドイツ、ベルリンの映像をメインに解説している。
ヒットラーの死亡が明らかにされたのは5月1日で、まもなくベルリンに侵攻したソ連の旗が掲げられる。そう、今盛んにプーチンが話題にしている、その時はスターリンの時代であり大祖国戦争勝利の日です。破壊され瓦礫の山があちこちにあり、死者が街路に横たわっているベルリンの街。ブランデンブルグ門の映像も流れます。私がベルリンを訪問したのは2000年。その時のガイドさんの言葉が耳に残っています。「東西の壁がなくなって10年で、今ベルリンの街のあちこちで工事が行われています。10年後にはもっとよくなっているので、また訪問してください」と。まだベルリンの壁の1部が残されていました(ホーネッカーとブレジネフのキスした落書きの壁があった)。ブランデンブルグ門の傍に絵葉書を販売していて、戦争で崩壊したベルリンの白黒写真の絵葉書を買ったのを覚えている。映像の世紀を観ながら、あの絵葉書の光景は本当に現実だったのだとひとに思い出したりしていた。
第2次世界大戦で戦争を経験し、東西分裂のいびつな社会も経験し、そしてまた今、ヨーロッパは戦争に翻弄されている。
ああ、陸続きなこともあり、絶えず戦争をしてきたという歴史があるのだと、ぼんやり思ったりする。
「そんなの本で知ることができる、映像で教えてもらえる、海外旅行など行く必要がない」と家人は言う人だけれど、私という人間は、その地に行ってみたいと思う種類なのです。・・・なかなか分かってもらえない。どれだけ蔑まれたことか。
もうめげないことにした。70代になって、もう残された時間も多くはないのだから。
そういう、我が家の中の寄せる波を押し切っての、ひとり参加の海外旅です。

古代ギリシャの地を訪ねる旅です。地中海クルーズ!風光明媚で素敵よ~、また行きた~い と反応してくる友人らは何人もいます。ギリシャという国が成立したのは19世紀になってから。都市国家として繁栄したのは古代。以後いろんな国に征服されて、ビザンチン帝国になったり、オスマントルコになったり、、、。ああ、そういうことだったのね。とひとつ賢くなります。
ギリシャの経済は海運と観光が経済の90%を占める国で今のギリシャは経済破綻しているとか。結構アテネの街も観光客の巡るエリア以外は停滞モードらしいです。
そんなところへの旅です。旅行会社の企画では素敵なギリシャを伝えてくれいてます。
よい経験となりますように。
そして、ひとり参加の仲間がほかにもいたらいいな、とコレは願望です。

ああ、準備しなくてはね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする