ソマリアの話は、「砂漠の女ディリー」という本で出合いました。
スーパーモデルとなって世界で活躍する著者が、ソマリアの風習である性器切除に異を唱えて、世論に訴え掛けた本です。ベストセラーになった本です。
その後、続編「砂漠に帰ったディリー」も読みました。
それらの本の中で、ソマリヤの無政府状態、働こうとしない若者たちが、昼間っから葉っぱを加えてしゃがみこんでいる。(葉っぱには、コカインのような、陶酔効果があるらしい)
混乱とやる気のなさを嘆き、その忸怩たる思いを、私がこの国の大統領になれたら…、と彼女が書いていたのを覚えている。
その後、アメリカで暮らしているソマリア出身の女性たちへの啓蒙活動をしているのを目にしたこともある。
彼女は、今どんな思いで、自分の故郷の現状を思っているだろう。
紙面にアフリカの角と呼ばれるソマリアが載っているのを目にするたびに、ディリーのことを思い出します。
海賊は、かの地の職業のひとつ、のようですね。
職業、食べていく手段、と考えれば、他に方法がないので、とりあえず、ということでしょうか。
ふーん、なんとかならないものか。
で、日本のタンカーなどもたくさん、ソマリヤ沖を通過しているらしい。
今度、日本の船を海賊から守るために、自衛隊が出動したらしい。
自衛隊が、海外に容易に行くことはまかりならぬ、という意見、出るでしょう。
分ります。
でも、自分の国の船が危険にさらされているのを、放置しておくのはどうでしょう。商船○○とか、日本○○とかの、船舶会社も行きかっているのでしょう。
家人の、つぶやき。
多分、これまではお金を出して、海外に警備を頼んでいたはずだ。
だって、自分の会社の船が危険海域を通らなくてはならない。
警備してくれるところがあるなら、頼むのが普通じゃないか。
・・・まさに、傭兵でも頼みたくなるのが本音でしょう。
経営者は、被害、損害の発生を手をこまねいて見ているわけにはいきませんから。
この状況の改善の見込みがないなら、国として自国の船を守りに向かう、当然必要なことだと思います。
その向う担当者を誰にするかで、もめているのでしたっけ?
しっかり、目的を果たせることが第一なんだけれど、大局的見地っていうのが、こんな時必要なのですよね。
出版されたのは10年程前ですが、ディリーの本は読みやすい本です。
お勧め本です。
スーパーモデルとなって世界で活躍する著者が、ソマリアの風習である性器切除に異を唱えて、世論に訴え掛けた本です。ベストセラーになった本です。
その後、続編「砂漠に帰ったディリー」も読みました。
それらの本の中で、ソマリヤの無政府状態、働こうとしない若者たちが、昼間っから葉っぱを加えてしゃがみこんでいる。(葉っぱには、コカインのような、陶酔効果があるらしい)
混乱とやる気のなさを嘆き、その忸怩たる思いを、私がこの国の大統領になれたら…、と彼女が書いていたのを覚えている。
その後、アメリカで暮らしているソマリア出身の女性たちへの啓蒙活動をしているのを目にしたこともある。
彼女は、今どんな思いで、自分の故郷の現状を思っているだろう。
紙面にアフリカの角と呼ばれるソマリアが載っているのを目にするたびに、ディリーのことを思い出します。
海賊は、かの地の職業のひとつ、のようですね。
職業、食べていく手段、と考えれば、他に方法がないので、とりあえず、ということでしょうか。
ふーん、なんとかならないものか。
で、日本のタンカーなどもたくさん、ソマリヤ沖を通過しているらしい。
今度、日本の船を海賊から守るために、自衛隊が出動したらしい。
自衛隊が、海外に容易に行くことはまかりならぬ、という意見、出るでしょう。
分ります。
でも、自分の国の船が危険にさらされているのを、放置しておくのはどうでしょう。商船○○とか、日本○○とかの、船舶会社も行きかっているのでしょう。
家人の、つぶやき。
多分、これまではお金を出して、海外に警備を頼んでいたはずだ。
だって、自分の会社の船が危険海域を通らなくてはならない。
警備してくれるところがあるなら、頼むのが普通じゃないか。
・・・まさに、傭兵でも頼みたくなるのが本音でしょう。
経営者は、被害、損害の発生を手をこまねいて見ているわけにはいきませんから。
この状況の改善の見込みがないなら、国として自国の船を守りに向かう、当然必要なことだと思います。
その向う担当者を誰にするかで、もめているのでしたっけ?
しっかり、目的を果たせることが第一なんだけれど、大局的見地っていうのが、こんな時必要なのですよね。
出版されたのは10年程前ですが、ディリーの本は読みやすい本です。
お勧め本です。