日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

せっせと剪定・花殻摘み。

2018-05-20 12:47:41 | 庭 5月
気になっていたツルバラの花殻を高枝切り鋏でチョッキン、チョッキン。
ずっと仰向けでの作業はきついから、休み休み。

半分は終わったかな。

冬の剪定が手抜きだったパレード。なのに、それなりに咲いてくれて、律儀なバラです。

隣家の壁面に向かって咲いていたりするので、切り花にしてみました。

■ こんなにたくさん。重なってしまって、トホホ


容器に入れてみました。


■ 白いオルラヤに映える1輪の芳純


■ ブルーデイジー。周りのノースポールが退場したので、いやに目立ちます。


■ 多年草のガザニアもあちこちで開花。右側のブルーはニゲラです。


■ 1年草のフロックス。秋に種から蒔いてます。


■ ルージュピエールドロンサール。樹勢ますます元気です。


■ 房咲きで豪華な、ジュプレデュプリンスモナコです。


■ ピエールドロンサールのオベリスクを中心に。


つけたし

庭仕事をしていると、しばしば、プレゼントをもらった気分になる。
今日のプレゼントは、ジキタリスの若苗の発見。こぼれ種から育ったのでしょう。
最初の年に種から育てて、翌々年にようやく開花。房咲きの豪華さはバラ庭の必要アイテム的存在でした。去年あたりから退場する株も多くて、また種から育てようかしら、と思っていた矢先のこと。発見場所は日当たり不良なので、移植して育てます。


















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映画『切腹』をみる。

2018-05-20 08:10:24 | 映画・テレビドラマ・音楽
先日、某ブログで三船敏郎さんのドキュメンタリー映画の話題を知り

三船敏郎さんの映画に詳しくない私にとっては、印象深いのは「赤ひげ」とか、小林正樹監督の映画「上意討ち」ぐらいかしら。「上意討ち」は録画保存して複数回見ている。

小林正樹監督を検索していたら、彼の作品としては、「上意討ち」に並ぶ名作が「切腹」との紹介があった。

ということで、この映画をチョイス。リビングでいつでも鑑賞できる時代に感謝。

20年前の私が見るのと、今の自分が見るのとでは、理解が別物だろうな、と思う。

1630年ころの神田界隈にあった井伊家の江戸上屋敷。殿様は国に戻っており、ご嫡男は上屋敷で生活している、とか、諸々のことが、徳川幕府の仕組みのおさらい見たい。すみません、低レベルで。

関ヶ原で功があった福島正則の安芸の国の40数万石が藩のおとり潰しに会い、1万2千人もの武士が路頭に迷ったという現実から話は始まる。

以下、ネタバレあり

夏の陣から15年。戦の時代が過ぎ去り、お家断絶などで浪人となった武士の雇い手がなく、内職で食いつなぐ侍たち多数の江戸。

困窮した武士の切腹願望を果たさせたことから、意外な展開となる。それらにかかわった井伊家の高臣たち3名は、切腹侍の舅から仕返しを食うかのように、思わぬ反撃を受ける。

3名とも病気を理由に、休暇を願い出ていることが判明。
その理由は、髷を切られたから。切ったのは、目の前に、同じく切腹を願い出ている舅。

言いがかりをつけられている立場。問題を内内に処理(彼を外に出してはいけない)すべきと判断して、舅を生かせておくことはできない。
家老は、舅を生かして門外に出すなと命じる。刀をぬいでの切りあい。井伊藩側にも4名の死者とけが人も出る。

武士でありながら髷を切られた藩士、高臣たちには切腹を命ずる。そして、その死の理由は、病気であったことにせい、と。
上屋敷内の殺傷沙汰で命を落としたものも、すべて切腹したことにする、とも。



そういう計らいをしないことには、藩の存続が危ない、というのです。

物議があったことが、幕府の耳に入ったら、藩のおとり潰しになりかねない、

ので、いかなる理由であれ、失態と察せられないように処理することが最優先、家老職の仕事なのです。

正義かどうかよりも、お家が存続していくためには、徳川からの鉄槌を受けるわけにはいかない、という現実でした。




小林監督の言いたかったことは、この、徳川政権の時代の仕組み、なのだと、じわじわと思い至りました。








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