日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

翌土曜日は、江戸古地図で巡る東京の街並み日帰りコース

2018-05-28 14:56:46 | 旅行・休養
孫家族たちは、別の予定が入っているとのことで、事前予約しておいた日帰り旅で一日過ごしました。

銀座線三越前に10時集合とあるのを、銀座三越に10時集合と勘違いしていた、危な~い。苦笑

念には念を入れて地下鉄乗り換えながら目的場所に30分前に到着。
集まった仲間(同好の志?)は、ほぼ同世代で、なんだか安ど感が湧く。
13名で1グループ。男性4人。夫婦ずれが3組。だから、同年代の女性の一人参加が多勢です。ほっ。

配られた古地図を片手に現在はビルの谷間になっている三越、三井住友銀行の界隈と、江戸期の「熈代勝覧」(きだいしょうらん)絵巻に描かれた場面と照らし合わせて、ひとながめ。
ちよっと進んで、ここが金座。古地図に金座を探しマーク。金座後が現在修復作業中の日銀本店。金融の大本だものね、さもありなん。

ニューヨークで、「ここがウォール街の証券取引所です」と説明された時の、「あっ」とっ思った感覚と似ていて、正しくおのぼりさん感覚だな、と思った。

日本橋界隈の江戸時代のにぎわいを想像しながら、午前中2時間回って、老舗のお寿司屋で昼食。その後また、1時間半ほどめぐって、水天宮で解散になりました。

後日加筆予定

長崎屋敷(?)というのがあって、出島に来ていたオランダの薬商人らが江戸へ出向いた時の宿舎となる屋敷後がありました。
当時のその屋敷へ、青木昆陽や前野良沢、杉田玄白らが外国語を学びに詰めかけていた、という説明図があったのが、記憶に残っています。向学心に富んだ人たちは、わずかな機会をも学ぶ場としていたこと、頭が下がります。

人形町あたりでは、芝居見物後の客相手の甘酒通りがあったり、鯛焼き屋さんには、今も行列があったり。途切れることなく続いている時代というものを感じる一日でした。

6キロの行程と聞いていたので、杖も持参していたのですが、古地図と説明のチェックに追われて、どうにか歩ききりました。

よくでかしたものです ⇒ 自分

地下鉄での帰路はひとり。だんだん足取りは重くなり、余裕なしにはなりましたが、地下鉄2回乗り継いで、どうにか娘宅までたどり着けました。

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金曜日は東京での同窓会でした。

2018-05-28 06:52:39 | 私の雑感あれこれ
もう卒業から50年超になる中学校の。
8クラスでした。今回は出席者59名。地元から観光バスで東京入りしたのは22名だったそうです。
いつもの出勤時間に自宅を出たので、私の東京着は早め。
ホテルのクロークにスーツケースを預けて、あたりをブラブラしたものの、2時ころにホテルへ。
すでに、バス遠征組も到着していて、ロビーには同世代の人がいっぱい。
飛び交う言葉はお国訛り。40年も50年も前の親たちの会話とそっくり。言葉の記憶って不思議ですね。
あの時代が、醸し出されています。

中学を卒業後地元の公立高校へ進学した人たちが多いでしょうから、彼らは高校でも顔なじみです。
私は中学卒業以来(15歳)の何人かの顔に出会えました。

その一人、Hクンと会えたのは懐かしかったです。
会食のテーブルは3年次のクラス別でした。
東京在住組の世話役をしていた彼は、一段落して隣席に座りました。

彼は覚えていないでしょうが、
高校の合格発表後の本屋で遭遇した記憶があります。
「U高校へ行く人たちは、みんな勉強ができるんだろうな~」といったような言葉をかけてきました。
彼は地元の高校です。

私たちは、現代っ子と呼ばれ、受験戦争という言葉もすでにあった時代です。
ひとつ目的が叶い、汽車通学で高校に通うことを新鮮なワクワク感で過ごしている春休みに、
「できたら自分も」という気持ちも抱えながら、私の姿をみて声をかけたのだと、何度か思い出したりしていました。

そのHくん。至ってさわやかな好紳士になっていて、「あ~、彼なんだ」と思ったら、隣席に来てくれました。
大きい精密機械メーカー勤務だったそうです。
「(あなたは)2次会に出ないそうだから、今、この写真見て」と、年代物の白黒写真を見せてくれました。
あのノーベル賞の朝永振一郎博士の映像でした。彼は僕の大学の、、、と、話だし、
彼が、東京教育大に進学、マスターコース卆ということがわかりました。
ドクターに移ろうかという時期が筑波大学への変更時期と重なって、、、などとも。

やっぱり、あの春のころからも、彼は前向きに、まじめに勉強したんだ。
なんだか、のど元につっかえていたものが取れたようで、うれしくなりました。

実は、もう一人同じクラスだった人で、あってみたい人がいます。
中卒後に就職の道(企業内の学校があるのかも)を選択した人です。
10何年も前の同窓会で、ずいぶん立派になっているとか、耳にしました。
やっぱりね、と思ったものです。

人は、やはりその人らしい、歩みかたで生きているな、と思うことしきり、です。

同じ高校へ進学したメンバーで出席したのは、3人。女子はひとり。

カラオケになるだろう2次会はパスして、6時半には孫の顔をみたさの東京メトロの人になりました。






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