日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

泣く。

2018-05-08 14:48:58 | 家族
孫の話。

夕食後の時間、相手をするにも疲れが出て、テレビのアニメ番組もつけた。

ドラえもんの映画をチョイス。
観客を引き込ませるためには、当然物語には抑揚がある。
二人の坊やは、主人公を窮地に追い込む怪物が出てくると、すぐ、怖い、コワイと身を固くする。
3歳児は、テレビ消して!と。
5歳児はストーリーに引き込まれているようで、しがみつきながらも最後まで見ていた。

ああ、終わったね、と思ったころ、

ウォンウオーンと泣き始める。
一瞬、なにごと?  と思うほどに泣きじゃくっている。

ママの説明では、ストーリーの中で、お父さんがいなくなって、死んでいるかもと思っていたのが、生きて見つかったことを感激して、思いがあふれだしている。のだという。

泣きじゃくるほどに感激している、というのです。

そういえば、前の晩、「しまじろう」という子供番組の時も、話のお終いのところで、たまたま5歳児の顔をみたら、両ほほに一粒ずつの涙がこぼれていました。その時は、アレッどうしたのだろう、で話題にしなかったのですが、その時もストーリーにのめりこんで感情が揺さぶられていたのでしょう。

ひとって、凄いですね。
5年間で、こんなふうにこころ(感受性)が育ってくるのですから。そのことに、自分の子供時代、そして、子育てしていた時代を思い浮かべました。

実は私は「泣いた赤鬼」が好きなタイプです。
自分が子育てしていたころ、絵本を参考にして長女の誕生会用に紙芝居を作ったこともありました。
その長女の二男、3歳児はその「泣いた赤鬼」を読んでもらうのが好き、らしいです。
毎晩、読んでと言って、その本を持ってくるらしいです。
で、最後に「なんで赤鬼は泣いているの?」と聞くそうです。
うっふふ、こちらは筋を理解していない。
きっと、怖いはずの鬼が、怖くないから興味深いのでしょうか。
子供番組の戦闘ものを恐る恐るみる怖がりサンです。

まだ、この物語を今は理解できていません。
理解するのはいつだろう、そこが興味深いです。






コメント (2)
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