何の変哲もない道端の風景
土筆 ・ おおむらさきつつじ
歩道の端、街路灯の立つほんの僅かな土地、ここは俺の陣地なり~と、
一人占めするかのように逞しく生きる。他の植物を跳ねのけて”土筆”が成長して居た。
コンクリートに挟まれた僅かな、空地に生い茂り≪愛おしい≫が、心に響いた。
風が運んできて外様?それとも此処は土筆君が育った地・・・・?
街灯の柱君のほうが後から割り込んで来た。
逞しく健気に育つ”土筆君”に心を寄せた。
その横に立つ、街路樹の大きな「むらさき躑躅」は新入りですが、人間様がフンコラショっと運んで来た、
『サ~どうぞお座りなさい』と言って、植木の表札をも設置された。
土筆君からすれば高みの見物、そのツツジの蕾もチラホラ咲き出した。
うらゝかや躑躅の蕾 咲き始め (縄)
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