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井上靖記念碑

2021年03月28日 | 宗  神社・仏閣・著名な建物

和光の鐘桜の建立について、

 宝蔵院の記念碑=和光の鐘 

 

 

 

東京都葛飾区奥戸八丁目、宝蔵院

1963年11月3日

いわれは「宝蔵院昔話抜書帖」関谷宣雄編にかかれている。

 

宝暦の頃、国事につ勤むる男女この寺へ逃れしが捕史の襲うところとなりて、
当時の住職と共に討たれしという哀史伝われり。

寺鐘の失われしはその頃のことにして、爾来堂宇荒廃のまま時移り、世は変わり、今日まで鐘桜建つことなし。

昭和の住職関谷宣雄師、鐘桜再建を発願して、多歳浄財を得て、昭和三十八年春、
和光の鐘桜の建立を見る。
往古迦賦色迦王悪龍の請に依って伽藍を建て、鐘を打ってその瞋心を息むという。

諸々の悪龍の瞋心ここに息むべし、時恰も新中川放水路開鑿に当たり、
宝蔵院はその流れの岸に臨めり。

晨夕の鐘声は水底に没せし農家、耕地のために、また新しき
供養の意味を持つと謂うべし。

井上靖

 

 

 

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奥戸宝蔵院

2021年03月28日 | 宗  神社・仏閣・著名な建物

鐘楼に桜が似合う


 

久しぶりの新中川土手散歩と決め込んだ。

コロナ自粛で此処三日ばかり、畑の散水に出向き外の空気を吸ったが、
自然の景色にウットリする時間がなかった

自宅から出て新金貨物線路に突き当たり、これを左折奥戸街道から奥戸橋を渡り
新中川に入るコースを取った。

此れはつまり、『宝蔵院の鐘楼とさくら』の景色が、吾が心を鎮めてくれるからと思ったからでした。

宝蔵院の桜と鐘楼に目星をつけて進みましたが、バッチリ良き景色に出会うことが出来ました。

 

 


  奥戸新橋北詰


  新中川の流れと宝蔵院鐘楼の桜、奥戸新橋から

 
 新中川土手補強工事で整備された。この辺一帯は、アカシヤの林でした。


  白亜の鐘楼とさくら

 


  葛飾に住み始めたころ、朝6時になると、鐘を突く響きましたが、
その音が途絶えてから随分と時間が経ちます。

 


  鐘楼を取り囲む2本のソメイヨシノ、廻りを見事に彩っていました。

 
  2段構えの石垣から構成され、その上に鐘楼があります。

 

 

 鐘楼の音が止ざえてや幾年ぞ (縄)

 

 

(当鐘楼について、井上靖記念碑について記します)

 

 

 

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