日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
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・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

343 ・ 江戸東京博物館

2006年08月04日 |  紀  イベント・催行

江戸東京博物館で、『美空ひばりと昭和のあゆみ展』と
                            『始皇帝と兵馬俑展』が開催
            


資料が平面的で盛り上がりに欠けた・・・


奇異の地下帝国、スケールの大きさに飲み込まれ、
古代中国のエネルギーのすさましさを知った


江戸博館内の日本橋。

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今日のメモ

美空ひばりと私

みだれ髪
この音楽を聴いてからお読みください。

江戸博において、美空ひばり展を観てきた。
ポスター、レコードのジャケット、映画の看板等が展示してあった。
昭和の年代の出来事と対比してヒットした歌それに出演の映画、
52年の生涯について並べられていた。
私から見たらあまりにも平面的で期待の半分でした。

平成元年6月24日没、享年52歳と
紹介されていたから今年は、没後17年目に当たり、存命なら69歳である。
同年で、昭和と共に唄いつづけその歌と共に私は成長した。

『不死鳥・美空ひばりin toukyou dome 翔べ、空に向かって』
のおよそ40曲入ったCDを大切に保管し
時々聴いて勇気をもらっている。             

 

当時の歌謡曲は、春日八郎の「お富さん」が大流行であったと思う。
「江利チエミ」「雪村いずみ」の少しポップス調のものが多かった・・・と。今までにも
「歌は世につれ、世は歌につれ」で沢山の歌謡曲が生まれ、口ずさんできたが
「美空ひばり」の歌ついては生涯唄い続けていくだろう。

美空ひばりは既にこの世に居ない。テレビ、ビデオ、CD なる便利な道具があるので本物の歌を、その気になって聴いて、観て、驚き新たな感動を貰っている。
彼女の歌が醸し出す世界、雰囲気、歌唱力は素晴らしいものであった。
没後にもファンが出来ると言うことは、
彼女が類い希な天才アーティストであった証拠でもある。

彼女は「国民栄誉賞」を受賞しているが、日本の昭和時代の文化を語る上で
欠くことの出来ない人物である。

歌にまつわる思い出を記すれば、
ノートのハシ切れを破って鉛筆で歌詞を書きとめ覚えた歌がある。

          『東京キッド」 
   ♪ 右のポッケに夢がある
                             左のポッケにゃチュウインガム
                             空を見たけりゃ    ビルの屋根~
                                           もぐりたくなりゃぁ、マンホール
                        
          書き抜いてポケットにねじ込んでおいて覚えた。

戦後の貧しい時代、学校へはワラ草履、お腹が空くとサツマイモとジャガイモを食べた。遊びと言えば、刈り取られた稲株のある田圃で野球をし、バットやボールやグローブは手製だった。そんな少年時代、どこからともなく
流れてきたのが『東京キット』であった。
元気・生きる力・希望を貰った。

歌の原点は、この人にありといっても過言ではない。

 

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342 ・ 縄文人が街を往く・都会の匂いをかぎたくて

2006年08月03日 | 総  日々是好日&出来事

葛飾柴又寅さんの故郷は、江戸川のほとり・・・。
東京と言っても場末

縄文人も目と鼻の隣り合わせ
東京の匂いが懐かしく街へと、出かけた。


JR錦糸町駅前


白亜の殿堂
JRA(中央競馬会)場外馬券売り場
土、日曜日になると駅前広場は馬券を求めて人で埋まる。


浅田あつ子・演歌キャンペーン中
縄文人も若いエキスを吸引しようと人垣の中へ潜入する。
CDが売れて、人気が出て何某の商売・・・・・・・。

『風花岬』

♪岬おろしの飛沫が、渦巻く日本海
          辛い悲しみ投げ捨て、忘れたい
                   あぁ あぁ 遠くなるあの人が
                       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
駅前風景
このような人間立て看板を『サンドイッチマン』と言うのだろうか。
“動く看板屋”とでも言うのか、最近の呼び名を知らない。
街中では、ただシャッターを切ったが、画像を開いてみて驚いた。
すべてが“消費者金融看板”だった・・・・。
夕方になると飲み屋の看板が林立


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今日のメモ

JR・総武線、錦糸町駅前。
銀座、新宿、渋谷から比べたら2等地繁華街。
昼の顔は人もまばらで散策できるが、ネオンが灯り化粧姿の女性や
酒の匂いが漂ってくると街は一変する。
・・・そして夜は夜の商売、袖を引くお兄さんもワンサと現れる。

行きつけの店で昼食も取った。ビールも飲んだ。
都会の空気を十分吸い込んだ。
4,6時中の人活きれ街は好まないが、たまにこうして街の中に
潜入するの愉しい。

 

 

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 341 ・ 夏咲いても秋の季語

2006年08月01日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

鳳仙花、ほうずきは秋の季語
そういえば、8月8日は立秋、暦では秋である。

・ 正直に咲いてこぼれて鳳仙花    (俳句歳時記より)



・ ほうずきの熟れて袋のなか祭り  (俳句歳時記より)

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今日のメモ

人の一生

同僚で班長の奥さんがガンで逝った。
入院して約1ケ月、68歳の若い人生であった。初七日を過ぎ今日出勤してきた。
最愛の妻を亡くし、何と言葉を掛けてよいのか心中を察すると言葉もなく・・・
ただお互いに顔を合わせ挨拶を終えた。

この世に生を享けたからには、死は不可避の運命。
「終(つい)に往く道とはかねて聞きしかど」、確実にやってくる
その死が自分を襲う日時のほどは、どうみても不確実。心配で不安だ。

人間ドック、病院通い、薬、ジョギング――それはいずれも、死を無期延期
したいという切ない表れ・・・・・ではないか。
多くの人の一生をみてきたが、人生の幕引きは、難しくままならない。

 

 

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