矢切の渡し
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江戸川の土手と給水塔
寅さん映画のロケ地
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手前が東京・対岸の土手が千葉県松戸
緑色印=野菊の墓
赤印=縄文人の家庭菜園 があります。
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都内唯一残る手漕ぎの渡し
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江戸川の土手を下りると花が迎えてくれた
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みやげ物売り場のミニ草履土産
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土産を売るおじさん
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今日のメモ
『矢切の渡し』、音楽を聴きながらお読みください。
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夕闇迫る年の暮れ。日は静かに西の空に傾き、
ねぐらに帰る鳥の数羽消えて行った。遠く江戸川を渡る電車の
光が水面の影を落とし、
夕暮れが降る矢切の渡し~・・・・・。
♪「つれて逃げてよ・・・。ついてお出でよ・・・」と、
二十歳を過ぎたであろうか、身を一つに寄せ合う男女が
江戸川土手に佇んでいた。
二人は、既に身体をむさぼるように愛し合い、
親の心にそむき結ばれぬ恋とはしりながら、
恋に生きる二人でありました。
北風が鳴いて吹き、江戸川の水面を渡る
師走の風がホウをなで,二人の心を熱く燃え上がらせた。
♪「見捨てないでね・・・。捨てはしないよ・・・」
ホラ、あれが矢切の渡しだ。あの船に乗りさえすれば
俺たち二人だけになれる・・・とかすかな望みと思い。
柴又の参道を抜け江戸川にたどり着いた
幼な心が残る顔立ちの二人であった。
♪「ドコへいくのよ・・・。知らぬ土地だよ・・・」
岸の向こうにはかすかな人家の灯りがあり、
風に揺れる柳が窓をさえぎる。畑で働くお百姓さんは一人も見えない。
住みなれた柴又の地をあとに、息を殺して身を寄せながら
見知らぬ地へ漕ぎ出す二人の姿があった。
脚色 縄文人