怖くて、怖くて凄く面白い映画だ。
連続殺人鬼を追撃する話だが、見ている者に連続殺人鬼は誰だか最初から分かっている。
この映画の面白いところは、追撃者が最初から追撃者ではなかったということだ。
元刑事の男。今は電話で女を手配する仕事をしている。何台もの携帯電話を使い、客からの依頼があれば嫌がる女さえも仕事に向かわせようとする。
事件が起こった晩もそうだった。風邪だからと嫌がる女を無理に仕事に向かわせた。「俺が家まで迎えにいくから。場所を言え」女がどこに住んでいるかも知らない。ただただ電話で女を手配するだけの男。そして以前、自分の手配した女が消えてしまっても心配もしない男。要するに決していい人ではないのだ。
しかしこの夜は違った。自分が無理を言って手配した女が帰ってこないと分かり、その女を何とかして救い出そうと携帯電話片手に夜の街に出かけていくのだ。
元刑事を演じているのがキム・ユンソク。
あの復活で元刑事の探偵を演じている俳優さんだ。
そして連続殺人鬼を演じているのが、ハ・ジョンウ。
題材が猟奇的で、画面もかなり猟奇的なのにも関わらず大ヒットなのは、皆キム・ユンソク演じる元刑事が、追撃者になっていく姿に、駄目な男が一夜の間に頼れる男になっていく姿に驚き、そして応援したくなるからだろう。
勿論ハ・ジョンウもただただ猟奇的な犯人を妙な笑顔で上手く演じていると思う。
***
ソウルの街角には日本のR25を思わせるM25というフリー雑誌がある。
その中にこの@追撃者についての記事があった。
ハリウッドでリメイクされる際にキム・ユンソクが演じた役をディカプリオが演じるということについて?などということが書かれていたのだが、その中に追撃者の疑問という短い文章も載っていた。
@映画の中に出てくる4885という番号はどんな番号なのか?
(この番号がどんな番号なのかは、映画を見ての楽しみかもしれないが・・・)
数字に特に意味はない。
監督の前の家の電話番号だというので、好奇心満々で映画に登場した番号に電話をかけたのだが、当然この番号は遣われていないという答えが流れるだけ。
@舞台はマンウォンドンだがこれは本当か?
(このマンウォンドンが事件の起こった場所として何度も出てくる)
実は郵便局の前の場面だけがマンウォンドンだ(郵便局が出てきたのは忘れてしまった)実際はピョンチャンドンやヤクスドンなどを回りながら5ヶ月撮影した。
**
映画を見た後は、こんな短い文章を読んだだけでも「ふーんなるほど」と思う。
そんな風にマニア心を呼び起こす映画でもある。
連続殺人鬼を追撃する話だが、見ている者に連続殺人鬼は誰だか最初から分かっている。
この映画の面白いところは、追撃者が最初から追撃者ではなかったということだ。
元刑事の男。今は電話で女を手配する仕事をしている。何台もの携帯電話を使い、客からの依頼があれば嫌がる女さえも仕事に向かわせようとする。
事件が起こった晩もそうだった。風邪だからと嫌がる女を無理に仕事に向かわせた。「俺が家まで迎えにいくから。場所を言え」女がどこに住んでいるかも知らない。ただただ電話で女を手配するだけの男。そして以前、自分の手配した女が消えてしまっても心配もしない男。要するに決していい人ではないのだ。
しかしこの夜は違った。自分が無理を言って手配した女が帰ってこないと分かり、その女を何とかして救い出そうと携帯電話片手に夜の街に出かけていくのだ。
元刑事を演じているのがキム・ユンソク。
あの復活で元刑事の探偵を演じている俳優さんだ。
そして連続殺人鬼を演じているのが、ハ・ジョンウ。
題材が猟奇的で、画面もかなり猟奇的なのにも関わらず大ヒットなのは、皆キム・ユンソク演じる元刑事が、追撃者になっていく姿に、駄目な男が一夜の間に頼れる男になっていく姿に驚き、そして応援したくなるからだろう。
勿論ハ・ジョンウもただただ猟奇的な犯人を妙な笑顔で上手く演じていると思う。
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ソウルの街角には日本のR25を思わせるM25というフリー雑誌がある。
その中にこの@追撃者についての記事があった。
ハリウッドでリメイクされる際にキム・ユンソクが演じた役をディカプリオが演じるということについて?などということが書かれていたのだが、その中に追撃者の疑問という短い文章も載っていた。
@映画の中に出てくる4885という番号はどんな番号なのか?
(この番号がどんな番号なのかは、映画を見ての楽しみかもしれないが・・・)
数字に特に意味はない。
監督の前の家の電話番号だというので、好奇心満々で映画に登場した番号に電話をかけたのだが、当然この番号は遣われていないという答えが流れるだけ。
@舞台はマンウォンドンだがこれは本当か?
(このマンウォンドンが事件の起こった場所として何度も出てくる)
実は郵便局の前の場面だけがマンウォンドンだ(郵便局が出てきたのは忘れてしまった)実際はピョンチャンドンやヤクスドンなどを回りながら5ヶ月撮影した。
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映画を見た後は、こんな短い文章を読んだだけでも「ふーんなるほど」と思う。
そんな風にマニア心を呼び起こす映画でもある。