私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ジャンパー

2008-03-17 22:03:11 | 映画鑑賞
ドラえもんが色々持ち出してくる未来小道具で一番人気なのは多分「どこでもドア」だと思う。
(調査したことはないが、竹コプターやコピーロボットなどよりも人気が高いのは確実だと思う)

なぜ「どこでもドア」が一番人気なのか?

どこでもドアを手に入れることが目的なのか?否。
どこでもドアでただどこかにいける自由を手に入れたいだけなのか?否。

どこでもドアで瞬間的にどこかに行き、自分のやりたいことをやることが出来るからどこでもドアが人気なのだ。

例えばどこでもドアでニューヨークに行く。
ただニューヨークの街中を歩くだけでは物足りない。ブロードウェイの芝居に行くかもしれないし、見るだけでなくオーディションを受けようと思うかもしれない。グランドゼロを見学するかもしれないし、ソーホーのギャラリーに自分の絵を売り込むかもしれない。更には日本に居ながら毎日ニューヨークの会社でバリバリビジネスマンとして働きたい人もいるかもしれない。
ニューヨークに行くことが目的なのでなく、ニューヨークに行って何をしたいのか?何をするのかが大事なのだ。


この映画はとてもお洒落に飛ぶ映画だが、ただ飛ぶだけの映画なのだ。
多分続編も視野に入れてのジャンプ三昧だと思うのだが、このジャンプなら1本見られれば十分だと思う。
でもあちこち呼びまわる醍醐味は映画ならではだと思う。それがもっともっと生かされれば良かったのにと、残念な気分だ。


**
渋谷のスクランブル交差点も登場する。
他の地区が偉大なる遺産と一緒に登場するのに比べ、渋谷と銀座は、ただただ人とビルと車が沢山の場所として登場する。
正しい登場の仕方かもしれない。地下鉄の銀座駅から出てくると目の前に見えるのは109という、ちょっとちゃっかりした場面(?)もあり。


ジャンパー 上 (ハヤカワ文庫 SF ク 8-5) (ハヤカワ文庫 SF ク 8-5)
スティーヴン・グールド
早川書房

このアイテムの詳細を見る