私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

そちらという言葉の違和感

2009-01-09 21:00:00 | なんということはない日常
地下鉄構内に貼ってあった主演二人のポスターが印象的だったので、初回の昨日チャンネルを合わせた@ありふれた奇跡。

見知らぬ男女が駅のフォームで男性を助ける場面からドラマは始まるのだが、女性が始めてあった男性に対して「そちら そちら」と呼びかけることに軽い違和感。
そして若い男性の祖父がやたらと口うるさいことにも軽い違和感。
しかしドラマは、最近見慣れた韓ドラとは非常に違う感じで進む。そして何故ホームから離れて立っていた男性が飛び込むと思ったのか、ドラマはあっと思う方向へ進んでいく。
結局エンドロールで名前を見るまで山田太一の脚本だと気付くことなく初回を見終わる。

主人公の若い女性が相手の男性に対して「そちら」と呼びかけることの違和感。
今の若い人なら間違いなく相手に対して特に呼びかけることなく話を進めるだろう。そうでなくても多数の中での会話ではないのだ。あえて呼びかけることはない。文字にするなら「...それで」「。。。あの」呼びかけることなく会話は進んでいくだろう。それをあえて「そちら」と呼びかけることで相手との距離感を計りかねている様子を描きたいならいいが、見ている側にとっては「そちら」という言葉への拒否感の方が強いと思う。

そして祖父とのやり取り。ああいう言葉に反応する若者がどれだけいるだろうか。
答えずにその場を離れる者も多いのではないだろうか。

しかしその違和感さえを気にしなければ、来週もまた見たいと思わせる何かはあり。

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同僚は「暗いし、そちらって言葉が気になって・・・」とカセ君の演技は見たいようだったが、あまり興味をそそられた様子はない。
もう1人の同僚は「私が今のドラマで一押しなのはトライアングルです。」とこちらもあまり興味をそそられた様子はない。

「暗い」と思った理由を同僚に確認してみたが、「あれが暗いドラマじゃないんですか?」と逆質問される。
私はあれを暗いと思ったら、ふぞろいは見られないだろうなと思ったりする。

視聴率はこんな感じだったらしい。

私が山田太一と聞いて思い出すのは@想い出づくりだ。
高校三年生の頃、裏番組の@北の国からを見ずにこのドラマを食い入るように見ていた事を思い出す。


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