
「こっちに来るな」と言ったのに近づいてきたイ・マリを思わず抱きしめたチョルスは「失敗だった・・・ごめん・・・」と謝り、結局イ・マリを捕まえておくことは出来ないのだ。しかし恋心に一貫性はいらないのだ。
放っておくことも出来ず、勿論家まで全速力で追いかけるのだ。恋心にブレーキは利かず。
記者たちに囲まれたイ・マリを助けたウジンの元からイ・マリを連れ出し田舎の家に民宿する二人。
(民宿での夕食はインスタントラーメンと決まっているのか?どのドラマでも大体インスタントラーメンだ。。。そしてそのインスタントラーメンを食べながら)
「代筆でしたって明らかにするの?持っているものを手放すなんて出来ない。私がいる世界のことを知らないでしょ?やり直すなんて簡単に出来ないのよ。」自分の世界のルールで生きようとするイ・マリの言葉は結局事務所の社長の考えと同じだとチョルスに意見されることに・・・・
イ・マリだって嘘はいやだろう。しかし家族もいない彼女にとって、全てを失った自分を守ってくれる人は誰もいないのだ。「一緒に居てはくれないでしょ?」そういいながら自分の元を去っていくイ・マリを見送るしかないチョルス。
ウニョンに「イ・マリはスターよ。あなたはスターの代筆をしただけ」と涙ながらに説得されてもイ・マリを守りたかったんだというチョルスの気持ちは変わることなし。
「もう一度契約しよう。契約の条件は二度とあのチョルスに会わないということだ。1ヶ月位海外に行っていればいい。その間に俺がなんとかしておくから。全部あの本を出す前の状況になっているから。俺を信じればいい。」という所属事務所社長の言葉を信じているとは思えないが、外国に雲隠れすることを選ぶイ・マリ。
そして最後の電話とチョルスに連絡を取るイ・マリ。
「最後に何か言うことはないの?いいのよ。ごめんなんて言わなくても分かっているから・・・・」というイ・マリの電話。一体何度これで最後という場面があったか分からないが、とにかく最後の電話は感動的な台詞がなくては話が先に進まない。勿論感動的な台詞はチョルスから切り出すに決まっている。
「行くなと言っても行かなきゃならないんだろ?最後だから一言だけ言うよ。
本当は一緒に居ろと、望むなら横に居ろと答えようと思っていたんだ。。。。元気で・・・・」
****
「一緒に居ろって言ったじゃない?その言葉は嘘だったの?」あれだけ最後の挨拶だと言っていたのに、結局イ・マリはまたチョルスの元に戻ってきてしまうのだ。
ラブコメは行ったり来たり忙しいのだ。
***
初恋の人に似ている@ウソンはまだまだ分が悪い。
「友達はいない」と言っているくせに「チョルスは友達」というイ・マリを諦めきれない様子。
9話目になってやっとエンジンがかかってきた感じだ。
ユ・ジテ演じるチョルスの揺れる男心は非常によく伝わってくるのだが、ちょっとエンジンがかかるのが遅かったかもしれない。