私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

シティーハンター in Seoul

2011-11-30 21:29:06 | 韓国ドラマ・映画
ある男の復讐のために、子供の頃から「誰も愛するな、信じるな」と育てられた青年。
復讐のために知力、体力を備えるように育てられた青年が満を持して乗り込んでいったのが、青瓦台。
昼間は大統領府で働き、夜は復讐のためにシティハンターになる男が、職場である大統領府である女性と出会ってしまうことで復讐の歯車がちょっとずつずれていくという話なのだが、同じ復讐という目的に向っているはずなのに、復讐に対する考え方がずれてしまったがために、味方から復讐相手を助けることになるというジレンマを負うところがなかなか面白い。
「復讐はしたいが、復讐の連鎖は止めたい」という男と、「復讐は復讐らしくやらねば復讐に非ず」という彼を復讐のために育てた男の争いが、本来の復讐と絡まりあうのだ。

それでも自分を育ててくれた男を、復讐のためには方法を選ばない男と知っていながらも「父さん」と最後まで呼び続ける青年の心の苦しみが伝わってくるし、青年がシティハンターとわかってからも、「私は自分が知っているあなたを信じる」と彼を信じる女性の切ない思いも伝わってくる。

復讐が進めば進む程、二人の前の恋がどんどん悲恋になっていくのが気になるし、復讐の結末も気になる。さらに恋に障害が多いにも関わらず、あきらめない女性のかわいらしさに、「私も応援すると!」という気持ちになってしまった。
いつもはネット接続で、リアルタイムで韓国ドラマを視聴することが多いのだが、このドラマはもうすでに韓国では放送済み。復讐のジレンマと悲恋の結末が気になり、気にになりだしてしまったら止まらなくなり、結局7話位からは毎日毎日VODを購入して見続けることになってしまった。

結末にはややびっくりだったが、一気に見て面白かったという思いの方が強い。
ドラマを楽しむには、勢いも必要ということか。

***
このドラマを見続けていたことだけが理由ではないのだが、リアルタイムで見ていた千日の約束はその間見ることが出来ず。
切ない恋がスリリングなアクションと謎解きのせいで、やや先延ばしになってしまった。


シティーハンター in Seoul DVD-BOX1
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