第二次世界大戦で日本、ソ連、そしてドイツの軍服を来た韓国人と日本人。
韓国人の青年はチャン・ドンゴンが演じ、日本人の青年はオダギリ・ジョーが演じる。
韓国では確か200万人位の観客動員数らしい(数字はちゃんと確認したわけではない。。)が、監督そして予算を考えると、成功と呼ぶにはちょっと厳しい数字らしい。
しかし、韓国で厳しい数字になることは、この題材を選んだ時からある程度予測できたのではないかと思う。
あの時代に日本の軍服を着ざるを得なかった韓国人。そして二人の青年の共通語は日本語なのだ。
韓国、ソ連、そしてノルマンディー。長い道のりを歩んできた二人が過去を振り返り、そして思いをぶつけ合う場面で二人は日本語で語り合うしかないのだ。二人の表情からは言葉以上のものを感じることが出来るとは思うが、国を超えて二人の青年の感情が交差しあう場面で、チャン・ドンゴンが話す言葉が日本語なのだ。もどかしく複雑な思いで字幕を読んだ人も多かったのではないかと思う。
設定上どうすることも出来ないのだから、仕方のないことなのだが・・・・
この映画は、育った街を離れ、12000キロという長い距離を時間をかけて歩んできた二人の青年の軌跡のような物語で、壮大なエンターテイメントなのだが、そこから歴史を除くことは難しい。
皆いろいろな思いがあるだろうから、全員が満足し、全員が共感を覚えるような描き方はないと思う。あえて難しい挑戦に挑んだ監督と主演の二人の勇気には感心する。
****ちょっと驚いたこと*****
山本太郎が出演しているのを映画を見るまで知らなかった。
エンディングでオダギリ・ジョーの名前が先に出てきたこと。このあたりも難しいものがあったんではないだろうか。
韓国人の青年はチャン・ドンゴンが演じ、日本人の青年はオダギリ・ジョーが演じる。
韓国では確か200万人位の観客動員数らしい(数字はちゃんと確認したわけではない。。)が、監督そして予算を考えると、成功と呼ぶにはちょっと厳しい数字らしい。
しかし、韓国で厳しい数字になることは、この題材を選んだ時からある程度予測できたのではないかと思う。
あの時代に日本の軍服を着ざるを得なかった韓国人。そして二人の青年の共通語は日本語なのだ。
韓国、ソ連、そしてノルマンディー。長い道のりを歩んできた二人が過去を振り返り、そして思いをぶつけ合う場面で二人は日本語で語り合うしかないのだ。二人の表情からは言葉以上のものを感じることが出来るとは思うが、国を超えて二人の青年の感情が交差しあう場面で、チャン・ドンゴンが話す言葉が日本語なのだ。もどかしく複雑な思いで字幕を読んだ人も多かったのではないかと思う。
設定上どうすることも出来ないのだから、仕方のないことなのだが・・・・
この映画は、育った街を離れ、12000キロという長い距離を時間をかけて歩んできた二人の青年の軌跡のような物語で、壮大なエンターテイメントなのだが、そこから歴史を除くことは難しい。
皆いろいろな思いがあるだろうから、全員が満足し、全員が共感を覚えるような描き方はないと思う。あえて難しい挑戦に挑んだ監督と主演の二人の勇気には感心する。
****ちょっと驚いたこと*****
山本太郎が出演しているのを映画を見るまで知らなかった。
エンディングでオダギリ・ジョーの名前が先に出てきたこと。このあたりも難しいものがあったんではないだろうか。