私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

屋根部屋の皇太子 第5話

2012-04-07 19:55:26 | 韓国ドラマ や行
「孫のテヨンです」というイ・ガクの言葉に衝撃を受ける本部長。
「こういうことははっきりしておいた方が・・・」と検査を受けることを勧める本部長だが、テヨンの携帯電話をイ・ガクがもっていたため、検査の必要もなくなったと会長は大喜びだ。

携帯のメールを調べればニューヨークで何があったか分かるという展開に、ニューヨークでテヨンとあったことを隠している本部長は危機一髪だ。テヨンの携帯をこっそり取り上げるも、セナのマンションでおもわずセナの母親が持ってきた紙袋の携帯を隠してしまい、かえって窮地に陥ることに。セナも、会長にも本部長にも母親はイギリスで大学教授だと嘘をついており、パク・カのことも隠しているのだ。どうして二人ともすぐにばれるような嘘をついて、幸せを手に入れようとするのか・・・・

皇太子イ・ガクが孫だと言い出したことで寂しさを隠せないパク・カだが、屋根部屋を守り、さらにはパク・カを守りたい皇太子イ・ガク。
郷に入れば郷に従えと臣下三人に髪を切って現代社会に溶け込むことを命令し、自分も髪を切ることを祖母に約束し、屋根部屋の修理を始めるのだ。
過去から来た4人にとっては髪を切ることは一大事。最後の記念写真を撮りたいという4人の申し出をお別れの挨拶と誤解するパク・カだが、そんな彼女が乗り込んだバスを全速力で追いかける皇太子イ・ガク。

孫になったことで手に入れたお金で屋根部屋を修理し、辛いときの彼女が眺めていた南の島の写真にそっくりな看板を通常の2倍のお金を出しても彼女の屋根部屋に設置しようとしたりと、この皇太子なかなかお金の使い方のポイントを押さえている。
さらに臣下三人に自分の妻が殺された事件を追いかけている最中に、自分とそっくりの人間がいる世界に飛び込むことになったことには関係があるに決まっている。きっとその謎を解けば、妻を殺した犯人が分かるはずと、ありえない現実の中にも前向きに問題解決に立ち向かおうとしているではないか。
しかし、妻が殺された際には消えてしまった蝶の刺繍が何故元に戻っていたのか?さらには本部長が海に投げ込んだはずのテヨンの携帯がなぜ2年後のソウルにあるのか?などとありえない謎も多し。

臣下三人は、現代に来てもこれだけは欠かせないと亡くなった母親の法事を夜中にこっそりやってみたりと、4人の現代への溶け込み方だけ見ても、なかなか楽しいコメディになっている。

イ・ガクを演じるユチョンは写真で見るよりも動いている方が非常にチャーミングな若者だ。
彼のような息子がいたらいいのに、とついつい思ってしまう位チャーミングである。
(チャーミングなんて言い方は古臭いだろうか?でもエア息子には格好いいという単語より、チャーミングという単語の方がしっくりくるような気がする。)