私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

屋根部屋の皇太子 第8,9,10話

2012-04-24 21:18:22 | 韓国ドラマ や行
屋根部屋の改装が終わって引っ越しパーティの席。皇太子イ・ガクがカニアレルギーだと知りながら、わざと本来のテヨンが好きなカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油づけ)を出し、踏絵のようなことをする本部長テム。アレルギーで息が出来なくなるというのを知っていながらこんなことをするのだから、別の意味で度胸あり。まぁニューヨークで本来のテヨンを海に落としたことがばれたら仕方ないのだからなんでもありだろう。
本部長にしてみたら、上手だったはずのスカッシュも出来ず、好きだったはずのカンジャンケジャンも食べれないお前は一体何者なんだ!という思いから、なんでもありなんだろう。

死にそうになりながらも、テヨンのふりをしようとする皇太子イ・ガクの態度を信じられないと怒るパク・カだが、そんなパク・カに対して、出来る限り誠実であろうとするイ・ガク。
そういう誠実な態度は伝わるらしく、運転も教え、見合いの洋服も選んでもらいと、親しさを増す二人と同居の臣下3名だが、本当のテヨンが描いたパク・カのスケッチの署名を会長の秘書の姉セナが見つけたことで会長の怒りを買うことになるパク・カ。
「パク・カを好きなのは僕の方。でも結婚する人はほかにいます。」という言い訳なんだかわからない強引な説明で祖母である会長を説得する皇太子イ・ガク。
会長は記憶がちゃんと戻らないテヨンのために屋根部屋での同居を許すものの、素性のわからないパク・カがテヨンの相手ではいやなのだ。
しかも、本部長テムとの交際を反対されている秘書のセナを孫のテヨンの相手に考えているのだから、なんとも皮肉なもの。テヨンのことなど興味を持っていなかったはずなのに、ちゃんとそれを利用しようとするセナ。転んでもただでは起きないしたたかさ。
イ・ガクが大切にしていたハンカチを自分が探したことにし、一晩中ハンカチを探していたパク・カとイ・ガクが会わないようにし、好きでもないのに「好きになったみたい」などとはにかんだ笑顔を見せ、さらには新製品を開発するミッションを受けたイ・ガクのいる部署に異動までしているではないか。どこまで世渡り上手でしたたかなのか。

臣下の三人も「秘書セナと皇太子が結婚したら、謎もとけて、自分たちも元の時代に戻れる!二人の仲をプッシュだ!」言っていて、状況はパク・カに不利だが、皇太子イ・ガクは常に「黙って怒っているだけでは分からない!何かあったら言うんだ!言わなきゃわからないだろう」とパク・カとのコミュニケーションを常に一番に考えているナイスガイ。早く自分の嫁がどんな女性だったか本性を分かって欲しいものだ。。。。

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臣下三名があっという間に現代社会に慣れていっているのが非常に楽しいが、今は渡す術もない家族へのプレゼントを初月給で購入するなど、家族思いの好青年3名だ。この3人のおかげでこのドラマの楽しさ5割増しだ。