ポケットミステリー版で読み、非常に面白かったこの本。
ポケミス版を読んだ時の感想
昼休みに立ち寄った古本祭りの最中の神保町の本屋で、ミステリ文庫版で発売されているのを知り、うれしくなってしまった。
ポケミスではやや値段も張るし、正直ポケミスを取り扱っている店が身近なところにあるかというと、これもなかなか難しい。話題の本と知っていても、なかなか手に取るチャンスの無かった人も沢山いるはず。文庫版なら本屋で見かける人も多いだろうし、購入するチャンスも広がるというものだ。
かなりページ数がある文庫版になっているようだったが、非常に面白く一気に読めるので厚さはまったく気にならないはずだ。最近ちょっと厚めの本だと簡単に上下巻として発売される傾向があるのでは?・・・と気になることが多かったので、こんな風に一冊でがっつり文庫になっているのを見ると、出版社の良心を感じる。
別に早川書房の回し者でもなんでもないのだが、面白い海外ミステリー本は機会があったら誰かに薦めたいもの。
残念ながらそんな機会は実生活の中ではなく、昼休みに文庫版を見つけてとてもうれしかった気持ちを誰かに伝えたく、こういう時のためにブログがあるんじゃないかと思い、大して意味のないことをつらつらを書きながらも、もう一度ポケミス版を読み返してみようかと思ったりしているところだ。
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古本まつりの最中は、毎日のように昼休みに本屋に立ち寄ってしまった。
ネットで購入するのも便利だが、本屋の棚で背表紙を眺めたり、隣に並んでいる本に興味が移ったりと、本屋ならではの楽しみはネットでは味わえないものだ。
ただ、古本まつりに足を運んでいる人の多くは、人生の大先輩の方が多く、若い人の姿は少なかったように思う。
若者よ!本を読もう・・・本屋ではないし、私も沢山本を読むわけではないが、そんな私でもちょっとそんな風に思いたくなる位だ。。。。。