「人生、一生、生ビール」
私にぴったりの標語じゃないかと思ったら、これはイギリスで日本語を学ぶ学生さんが「生」の字を練習していただけの事らしい。
*****
「しーん」という静寂の音がある考え方にびっくりしたというくだりがあったが、しーんという考え方があるというのが当然だと思っていたので、「しーん」にびっくりするというのに、びっくりである。
冗談が滑り、非常に雰囲気が寒くなった時、どんな風に感じるんだろう。そこに音のない音はないんだろうか。
ドイツ人にとっては「烏賊も蛸も同じ呼び名」というのも面白いと思った。興味がないから区別もないし、区別しなくても興味がないから、困らないんだろう。
ちなみに韓国語では「うがい」に対応する単語はないんだそうだ。
水で口をゆすぐ→それは風邪予防に役立つという風に説明しないと、何が何だか分からないということらしい。
英語のレッスンの際に肩こりについて説明しようとしたが、フィリピン人の先生に上手く伝わらなかったことがある。一番の理由は私の英語力の無さなのだが、多分肩こりという概念もそんなにないんだろうと思う。
単純に大笑いしてしまった1から3巻とちょっと違って、この海外編は別の視点から母国語でない言葉を学ぶという事について改めて考えさせられる本になっていた。
真面目にやればやるほど、ネタの宝庫を掘り当てる可能性が大ということなんだろう。
私にぴったりの標語じゃないかと思ったら、これはイギリスで日本語を学ぶ学生さんが「生」の字を練習していただけの事らしい。
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「しーん」という静寂の音がある考え方にびっくりしたというくだりがあったが、しーんという考え方があるというのが当然だと思っていたので、「しーん」にびっくりするというのに、びっくりである。
冗談が滑り、非常に雰囲気が寒くなった時、どんな風に感じるんだろう。そこに音のない音はないんだろうか。
ドイツ人にとっては「烏賊も蛸も同じ呼び名」というのも面白いと思った。興味がないから区別もないし、区別しなくても興味がないから、困らないんだろう。
ちなみに韓国語では「うがい」に対応する単語はないんだそうだ。
水で口をゆすぐ→それは風邪予防に役立つという風に説明しないと、何が何だか分からないということらしい。
英語のレッスンの際に肩こりについて説明しようとしたが、フィリピン人の先生に上手く伝わらなかったことがある。一番の理由は私の英語力の無さなのだが、多分肩こりという概念もそんなにないんだろうと思う。
単純に大笑いしてしまった1から3巻とちょっと違って、この海外編は別の視点から母国語でない言葉を学ぶという事について改めて考えさせられる本になっていた。
真面目にやればやるほど、ネタの宝庫を掘り当てる可能性が大ということなんだろう。
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