先生達からは手術を勧められるも、母からは手術を受けずにドイツへ行くと言われ、一人悩む少年が選んだのは、病院の屋上に行き、柵を乗り越えようとする実力行使の方法。
もちろんそれで解決できないことは少年だって百も承知のはずだ。何かしなければと少年が選んだ方法に一番機敏に反応したのはもちろんシオン。
嘘がつけず、行動に表も裏もない彼がこういう時一番的確なのだ。
「僕は小さい頃、友達の言葉を聞きたくなくて耳をふさいでいました。彼もいっしょです。彼のMP3には音楽が流れていませんでした。彼も誰の言葉も聞きたくなかったから、だからいつもイヤホーンをしていたんです。」幼い少年の心を代弁し皆をびっくりさせるシオンだが、なかなか母親の気持ちを変えることはできず。
「僕はずっと歌しかやってこなかった。僕に出来るのは歌うことだけなのに。。。」自分の歌に人を癒す力があることを知り、自分に出来る歌をこれからも歌い続けていきたいと思っているのに、母はドイツ行をどこまでも強要するのだ。悩む少年のために全力を尽くそうとするシオンは、誰もやったことのない手術なら私がやりますというユンソのアシスタントを務めるのだ。
なんとかシオンを傷つけずに臨床医であることを諦めさせようとする教授だが、シオンの可能性を信じるユンソの力添えもあり、シオンはどんどん医師としての経験を積んでいくのだ。
凄く分かり易いシオンの成長物語はどんどん続く。
ユンソを見て、しゃっくりでなく、胸がドキドキするようになったシオン。これは恋愛の第二段階突入の合図。
そして教授から24時間病院待機を許可されたことも医師としての第二段階突入。
そしてむやみに「治ります。」ということなく、患者に無駄な望みを与えることなく、さらにはほかの先生に迷惑をかけることなく、医師として一般的なアドバイスを親身に出来るようになったシオン。
姑から胎児に異常があっても手術はするなと止められ、涙ぐむ妊婦に適切な言葉をかけ励ますシオン。
手術すれば治る可能性は十二分にあるのに、姑は出産後、子供を手放そうとして、手術することを拒否するのだ。
****
食堂のおばさんが実の母親だと知らずにいるシオンと、彼を捨てたことにずっと負い目を感じながらも、立派に成長した息子を見守らずにはいられない母。そしてそんな二人を静かに見守ろうとするユンソ。
自分の身許が院長にばれるかもしれないと怯えながらも、息子のそばを離れられない母の気持ちに胸が痛い。個人的には、ユンソとシオンの恋物語より、こっちの方が真実味があって胸に迫るものあり。
もちろんそれで解決できないことは少年だって百も承知のはずだ。何かしなければと少年が選んだ方法に一番機敏に反応したのはもちろんシオン。
嘘がつけず、行動に表も裏もない彼がこういう時一番的確なのだ。
「僕は小さい頃、友達の言葉を聞きたくなくて耳をふさいでいました。彼もいっしょです。彼のMP3には音楽が流れていませんでした。彼も誰の言葉も聞きたくなかったから、だからいつもイヤホーンをしていたんです。」幼い少年の心を代弁し皆をびっくりさせるシオンだが、なかなか母親の気持ちを変えることはできず。
「僕はずっと歌しかやってこなかった。僕に出来るのは歌うことだけなのに。。。」自分の歌に人を癒す力があることを知り、自分に出来る歌をこれからも歌い続けていきたいと思っているのに、母はドイツ行をどこまでも強要するのだ。悩む少年のために全力を尽くそうとするシオンは、誰もやったことのない手術なら私がやりますというユンソのアシスタントを務めるのだ。
なんとかシオンを傷つけずに臨床医であることを諦めさせようとする教授だが、シオンの可能性を信じるユンソの力添えもあり、シオンはどんどん医師としての経験を積んでいくのだ。
凄く分かり易いシオンの成長物語はどんどん続く。
ユンソを見て、しゃっくりでなく、胸がドキドキするようになったシオン。これは恋愛の第二段階突入の合図。
そして教授から24時間病院待機を許可されたことも医師としての第二段階突入。
そしてむやみに「治ります。」ということなく、患者に無駄な望みを与えることなく、さらにはほかの先生に迷惑をかけることなく、医師として一般的なアドバイスを親身に出来るようになったシオン。
姑から胎児に異常があっても手術はするなと止められ、涙ぐむ妊婦に適切な言葉をかけ励ますシオン。
手術すれば治る可能性は十二分にあるのに、姑は出産後、子供を手放そうとして、手術することを拒否するのだ。
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食堂のおばさんが実の母親だと知らずにいるシオンと、彼を捨てたことにずっと負い目を感じながらも、立派に成長した息子を見守らずにはいられない母。そしてそんな二人を静かに見守ろうとするユンソ。
自分の身許が院長にばれるかもしれないと怯えながらも、息子のそばを離れられない母の気持ちに胸が痛い。個人的には、ユンソとシオンの恋物語より、こっちの方が真実味があって胸に迫るものあり。